Cresteaju
くれすてぃーゆ
Cresteaju
とはフリーゲームにちなんだタグ。
ジャンルはRPG。
作者はShou氏。
世界観はファンタジーであるが、一般のファンタジーRPGに多く見られる魔王の類は登場しない。
戦闘画面は3D風のバトルフィールド上で2Dのキャラクターが動く形式で、システム的には位置取りにより、隊列と射線・魔法の効果範囲の概念を取り入れつつもベーシックなターン制コマンド選択方式である。この他にマイナス値が存在するLP(ライフポイント、HPに相当)、魔法を使わないと徐々に回復するMC(マジックキャパシティ、MPに相当)、レベルアップ時に与えられる魔法修得値と修得コストによる魔法獲得(一般的なRPGではプレイヤーに選択権はない)など、基本システムにも独自の工夫が凝らされている。
新興宗教エターナルは「全ての人に永き幸せを」の題目の元、その巨大な軍事力で大陸を統一支配しようとしていた。彼らが崇め、その復活を目論んでいる古代神クレスティーユとは、遥か古代において主神・ディーンに次ぐ力を持ち、戦闘を司っていたとされる存在である。
大陸に点在する町(物語の舞台となるフィルガルト大陸には王国などの国家がなく、各都市は自治を行なっており、それには理由があることが後におぼろげに示唆される。)が次々とその支配下に置かれてゆく中、ついに主人公・ルナンの住む町クレスフィールドも直接攻撃を受ける。正面切っての戦いならば負けることはないと思われた町議会だったが、仲間の裏切りにより指導者ガゼールを無力化され、その侵攻にあえなく屈する。
戦いのさなか、かねてから親交のあった町への救援を求める手紙を議長ガゼールの娘・ルナンが託され、脱出するところから物語は始まる。
親の仇を追う剣士ディザ、師の影を追う学者サヴィアーらと偶然の出会いや一時的な利害の一致から手を組んだルナンは、様々な出会いと事件を経て成長してゆく。
仲間たちと互いの追うものが同じであることに気づいたとき、失われた幼い頃の記憶が蘇るとき、そして第3の勢力・魔導師クレイシヴによって古代神クレスティーユの正体が明らかにされるとき、物語は大きな転回点を迎える。
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