概要
月刊少年シリウス(講談社)にて2005年7月号から2007年12月号まで連載。全6巻。
西遊記をモチーフとした作品であるが、主人公は三蔵法師の妹、味方は孫悟空の分身、敵は孫悟空という一風変わった味付けがなされている。
可愛い絵柄と裏腹にシビアな展開が目白押しの熱血大河である。
登場人物
人間の娘。玄奘三蔵の妹。取経の旅に出る主人公。
孫悟空の髪分身のひとり。敵の攻撃をコピーできる。
テンテンを妖怪仲間と勘違いして旅の仲間に。
初代の八戒。かつては巨大な火炎を操れた中年妖怪。人生再起を懸けて旅に同行。
ゴクウの師匠。潜行能力を持つ。
鬼教官を装っているが、ゴクウ大好きなツンデレ。
側から見れば好意はバレバレだが、肝心のゴクウからは気付かれていない。
「妖族十二傑」の兎の密命を受け、旅に動向。
テンテンの兄。その首を妖怪の身体にすげ替えられ、テンテンと敵対。
妖怪軍団「妖族十二傑」の首謀者。申の化身。天竺にある破邪の経典の破壊を目論む。