この世界も含め、空想世界を今度こそ、ぶっ壊してやる!
概要
クラバトの敵キャラクター。外見は白衣と右目を隠す額帯鏡が特徴のマッドサイエンティスト。クラバトのみならず、他のイロスマ同人誌にも登場する事が多い諸悪の根源ともいえる人物。イロスマではフィンターの手によって復活した空想世界のボスキャラ軍団であるアイスドールの一員として登場した。
人物
一人称は「俺」
空想世界の破壊を目的とする冷酷な野心家であり、その為ならば手段を選ばない悪辣な性格。イロスマ最終章でアイスドールとして再登場した際はアイスドール達のリーダー格として振る舞っており、一斉攻撃でイロスマメンバーを倒そうと考えたり、空想世界のメンバーを抹殺を優先するなど狡猾さと計算高さはピカイチ。(作者のお気に入りなためか他同人誌のキャラと比べてもあまりキャラ崩壊していない)しかし、思い通りにならないと激昂する短気な面もあり、空想世界のメンバーに倒されたムービーゲームのスプーンを蹴飛ばした事も。アイスドールの核を破壊されると倒されてしまう事を良く理解しており、作中では倒されそうになった仲間を援護するサポーターとしても優秀。クラバトの主人公であるライトとは因縁の仲らしい。また、仲間のアイスドールにもいくらか仲間意識はあったらしく、山中が倒された時には少しばかり動揺する様も見せた。
技
- ダークサイド
額帯鏡から強力な破壊光線を発射する。アイスドールに倒されそうになる仲間を援護するなど、味方を巻き込まないように範囲を調節している。
作中での活躍
イロスマEX
初登場はSm10章のシーン13。カンタローとの長い死闘により、徐々に自分が押されていると実感したフィンターが、自分の代わりに戦わせる援軍としてDr.ガイを始めとしたアイスドールたちを召喚。レイドラに吐き出されカンタローの前に対峙したDr.ガイは、最初は高圧的に命令してくるフィンターに反発していたものの、呪いの氷の力により逆らうことができず、彼の能力で無理矢理体を操られカンタローと戦わされることに。カンタローの斬撃で体を破壊されてもすぐに再生するタフネスや数の差もあってジワジワとカンタローを追い詰めていたが、カンタローの天井を崩し瓦礫を降らせる機転により押しつぶされ一時動きを封じられる。しかしそれだけの攻撃を喰らってもアイスドールの特性もあってかダメージは皆無。イロスマメンバーがレイドラに勝利し、カンタローに攻撃を喰らったことでブチギレて本気を出したフィンターの命令ですぐさま瓦礫を押し除けカンタローに「ダークサイド」で大ダメージを与えた。フィンターの究極奥義でカンタローが死亡したその後は、イロスマメンバーが致命傷を負ったフィンターにとどめを刺そうとするのを阻止し、スカラベに連れられてその場を後にした。次の登場はSm最終章のシーン8。フィンターの命令によってイロスマメンバーの足止めをする8ボスのアイスドールに加勢させるため、マジックンを通して他のラスボスたちと共に再び召喚された。彼曰く10章では見ず知らずの他人であるカンタローと戦わされたためやる気が出なかったらしく、クラバトで彼の野望を阻止したバートたちには打って変わってバチバチに戦意をたぎらせていたが、イロスマのバートたちには認識されていなかった。イロスマメンバーとの戦いでは倒されそうになったシャドーを援護したりアイスドール全員での連携攻撃を提案するなどリーダーシップを発揮。協力してナケットとヘルプマンを撃破し、残ったイロスマメンバーももう一度合体攻撃を使い殲滅しようとしたが、寸前でマスターバートが召喚した同人誌キャラたちの攻撃で妨害されてしまった。イロスマメンバーを援護するため呼び出された同人誌キャラの軍勢の中に宿敵であるライトの姿を見つけテンションが上がったDr.ガイは、イロスマメンバーが同人誌キャラにその場を任せ先へ進んでしまうことを確認しても「向こうから戦力(イロスマメンバー)を分散させてくれたので余裕(要約)」という考えのもと彼らをあえて放置し、マジックンに呼びかけ空想世界の雑魚敵を大量に出現させ同人誌キャラとの戦いに移った。戦いが始まった当初は「ダークサイド」でやられそうになったムービーゲームを援護したり同人誌キャラを一気に攻撃するなど堅実に立ち回っていたものの、気にかけていたマジックンやDr.ヲタローがやられてしまったことで徐々に形勢が同人誌キャラの方に傾き始める。自分語りばかりして戦わないムービーゲームには強い苛立ちを見せ、結局舐めプしてる間に彼が倒されてしまった際には残ったスプーンを踏み砕きマジギレした。
ぐっ、この… 役立たずがぁ!!それにしても… 何なんだぁこの流れ?気に入らねぇ…!
そして次はとうとう宿敵であるライトと正面対決することに。唐突に『イロスマライト』に変身したライトの攻撃を喰らっても、すぐに再生し彼を見下していたが、ライトが変身したことにより強化された『ライトプリズム』の直撃を喰らうとあっという間に形勢が逆転。結果、Dr.ガイの体にライトプリズムを貫通させられたことを皮切りに、それを利用した『一本釣り』攻撃によりガイの体が空中に吹っ飛ばされ、ライトが投げた大乱刀の直撃をモロに喰らってしまい最期はライトの渾身のキック攻撃で体内のソウルアイス諸共身体を破壊され、魂が抜け出るかのような演出が行われるとともにあの世へ逆戻りとなった。
クッ、クッソォォ!!またしても!何故!何故だぁああ!!
アイスドールの中では5番目の脱落者となった。ところどころで存在感を出していた彼にしては早い退場だったかもしれない。
補足
イロスマX5章に登場したウサギシが仕事の依頼をしたマッドサイエンティストは、Dr.ガイとシルエットが酷似している。