曖昧さ回避
- イロスマに登場する氷の人形。
- アイスキャンディーのひとつ。
- 競走馬のアイスドール。
- アイスドール‐氷童‐。
本稿は1で解説する
概要
イロスマEXsm10章でフィンターが自分の代わりにカンタローと闘わせる為に準備した産物。
死んだ人形の魂を凍らせて作ったフィンター特製の氷の人形。
生前の姿との相違点は、ボディが氷でできているのか全体的に青い肌をしており、人形の目元に持ち主のフィンター同様マークがあしらわれているのが特徴。
肉体自体はあくまでただの氷の人形であるが、リア博士の技術により本人の魂を吹き込んだため正真正銘本物の空想世界の悪役たちとして再誕した。
(とはいえ一部のキャラは明らかに元の世界から声と性格が違ってたりするのは内緒)
ちなみに、イロスマにおける他の空想世界でのバートたちの活躍はあくまで別世界線という扱いになっているようである。
作中では他のイロスマ同人誌の悪役達であるムービーゲーム、Dr.ガイ、ニセシカクン、スカラベがアイスドールとして登場し、フィンターの過去の回想シーンにてレイドラもアイスドールだった事が判明した。
最終章ではかつての8ボスであるマジックン、ジョーカー、マッシャー、Dr.ヲタロー、シャドー、加えてムービーゲーム達同様イロスマ同人誌の悪役であるアルボザードがアイスドールとして登場した。
彼らはイロスマメンバー抹殺に成功すれば、束縛から解放するというフィンターからの約束の元命令に従っているらしいが、フィンターにとっては「臨時で用意しておいた使い捨ての駒」としか見ておらず、どの道用済みとなったアイスドールは魂をあの世へ送り返すつもりのようだ。
それでも「サールよりは役に立つ」と言い張るあたりがまたフィンターらしい。
特徴
リア博士があの世に繋がる転送装置で死んだ人形の魂を一瞬だけこの世に移動させ、それをフィンターが呪いの氷の力で実体化させる事でアイスドールが誕生する。
戦闘能力は生前に比べると半分程度にパワーダウンしてしまい、ボディの強度も弱く少し攻撃を喰らうだけで破壊されてしまうが、その反面アイスドールの核であるソウルアイスを壊されない限り何度でも再生可能である。
また、アイスドールは反抗的な態度を取る者でも、持ち主であるフィンターがボディを自由自在に操れるので逆らう事はできない。
離れた場所にいるアイスドールにも、フィンターからテレパシーのようなものを送り指示を出すこともできる。
操れる最大数は不明だが、一度に10体の人形を操作する事が可能なのは確定している。
レイドラのように巨体のサイズのアイスドールを操作するには結構集中力が必要らしい。
アイスドールを作れるのは一体につき一回までで、一度アイスドールが破壊されてしまうと魂に免疫ができてしまい二度と作れなくなるという欠点がある。
ソウルアイスの強度にも個体差があるらしく、レイドラの核はイロスマメンバー総出でやっと壊せるほどの硬さがあるが、空想世界の悪役たちの氷の核は同人誌キャラの攻撃が一撃当たっただけであっさり壊されている。
戦闘能力の劣化に関してはライブ感があり、チート技の「ゲームオーバー」を使えなくなったムービーゲームや「シャドーダイブ」が下位互換の「ゴーストダイブ」に劣化してしまったシャドーのような例もあれば、仲間のアイスドールを呼び出したり空想世界のザコ敵たちを一気に呼び出すなど、明らかに生前より能力が進化しているマジックンのような例もある。
メンバー
イロスマ同人誌の悪役達
私は、迷宮世界を今度こそ、闇の世界に作り替え...そして、そこで迷宮世界のドラゴンの卵で作った、プリンを食べるという野望があるのだ
オリスマ闇の支配者のラスボス。
恐らく登場したアイスドールの中では最もキャラ変改悪されてるヒト。
イロスマ島を破壊した後は、迷宮世界を闇の世界に作り替えザウラーの卵で作ったプリンやザウラーの唐揚げを食べるという野望を持っている。
部下とプリンパーティーをすることを楽しみにしたり、ケロ次郎に文法の間違いを突っ込まれたり、『ムービーム』という謎な必殺技を披露したりとラスボスの中では一番キャラ崩壊しており、完全にギャグキャラである。
おまけに長年生きて来たせいでボケてしまったのか、何度も繰り返し同じ内容の自分語りをし、そのことを指摘されると逆ギレしたりするなどもはや日常会話を出来ているのかどうかすら怪しい。(老害)
この世界も含め、空想世界を今度こそ、ぶっ壊してやる!
劇場版クラバトFINALのラスボス。
アイスドールのリーダー格を務めており、登場した同人誌キャラの中では最も優遇されている。
倒されそうになる仲間を援護したり、一斉攻撃で倒そうと案を巡らすなど大活躍。
今のところ、特に目的とか無いんだけどなぁ
こまブラXのラスボス。
取り込んだ人形のエネルギーに応じて自身を強化する能力を持っている。
エネルギーが無いと何もできないのでイロスマ勢との戦いは諦めムード。他のアイスドールにその場を任せて逃げる隙をうかがっている。
作中では全然活躍していないので、何のためにフィンターが蘇生させたのか不明である。
主の指示を全うするため、死ね。
ドルバトXのラスボスの1人。
自身を召喚したフィンターのことを主と呼び、忠誠を誓っている。
レイドラの代わりにワープ能力で他のアイスドールやフィンターと一緒に撤退させた事も。
なぜ俺が死んでお前らがまだ生きてるんだぁ...納得いかねぇ、絶対同じ目に遭わせてやる!
ガンスマフェーズ1のボスの1人。
ラスボスとバートの口から他のイロスマ同人誌の悪役達含めて言及されてるが、アルボザードは正確にはラスボスではなく、当作品の本来のラスボスの代役という形で登場(本来のラスボスがどんな結末を迎えたのかはご自分の目で確かめてほしい)。
最終章にてイロスマメンバーの足止めのために急遽追加で召喚された。
状況が全く理解できず困惑しており、オーブが無いので本気が出せず身体が氷になって動きにくいことや急に同人誌キャラにリンチされていることに愚痴をこぼしている。
元8ボス
クックック!お前らと会うのはこれで三度目だなぁ!三度目の正直!お前らは僕らに、絶対勝てねぇ!何故なら、今回の僕らは一味違うからだ!その理由は...(ry
元8ボス。これでイロスマ5回目の出演。
Dr.ガイには「山中」呼ばわりされている。
雑魚敵で同人誌キャラの足止めをするなどサポート役に徹している。
ヒ〜ヒヒヒ!見ないうちに、変なやつが仲間になってんな!
元8ボス。
「見ないうちに変な奴の仲間になっている」とイロスマメンバーに言っていた。
これ以上先は、虫ケラ一匹通さん!
元8ボス。
彼もマスターバートの体内から逃げたはずなのに、いつのまにか死んでいた。現時点で元8ボスの中で唯一どういう死を迎えたのかは描写も言及もされてないが、作者曰く「星のカービィのゲームで死んだ」との事。
途中からモーニングスターの紐の材質が唐突に変わっている。
私の次世代のロボットを、お前らに自慢してあげよう!
元8ボス。
次世代のロボをイロスマメンバーに自慢しようと思っているけど全然活躍できずにデビモリトに粉砕された
このイロスマ島とかいうのを、今度こそ闇で飲み込んでやる!
元8ボス。
イロスマメンバーを全滅させた後はイロスマ島を再び闇に染める野望を持っている。
今回はイロスマ勢の作戦に困惑したり、リンに一杯食わされるなど若干小物臭い人物になっている。
そのうえアイスドールの性質バラそうとしたマジックンに叱責した事も。
その他
フィンターのパートナーである氷のドラゴン。
実はアイスドールの種類の一つだったことが判明している。
大昔に生きていた生物の化石を実体化させて誕生したらしく、「レイドラ」という名前も恐らくフィンターが名付けたものらしい。
空想世界の雑魚敵
- OLDロボ
- ベイタン
- リビビ
- サランチャの群れ
- ピィヨン
- DOGMAの一般兵士
- カゲボーシ
- モブリン
マジックンが召喚した空想世界のザコ敵たち。
それぞれリンク先の同人誌に登場している。
彼らも空想世界の人形なものの、アイスドールに含まれるかは不明。
基本的に同人誌キャラの戦闘スタイルを紹介するためのかませ犬的な立ち位置だが、たまに数の暴力で同人誌キャラに一矢報いることもある。
作中での活躍
初登場はイロスマEX10章シーン13。
カンタローの予想以上の粘りに業を煮やしたフィンターの手により召喚された。
ニセシカクンを除いた3体の連携攻撃によりカンタローを追い詰めるも、天井を崩すカンタローの機転により動きを封じられ一旦出番終了。
そして再び形勢逆転したフィンターの命令でカンタローに猛攻撃を仕掛け、致命傷を負わせた。
その後は戦死したレイドラの代わりに大怪我を負ったフィンターを安全地帯まで逃しフェードアウトした。
次の出番はイロスマEX最終章シーン7。
アルボザードと元8ボスをメンバーに加え、イロスマメンバーの足止めをするために出陣。
ボスが総勢10体というイロスマの歴史上初めての状況でイロスマメンバーを大苦戦させ、
力を合わせた合体技でナケットとヘルプマンを撃破した。
しかし、イロスマメンバーにとどめを刺すために再び放った合体技を突然登場したライトの「ライトプリズム」によって防がれる。
困惑するアイスドールたちを尻目にマスターバートが用意した魔法陣からイロスマ同人誌キャラが次々に召喚される。
イロスマメンバーのために足止めを買って出た同人誌キャラの軍勢に対し、Dr.ガイは「向こうから戦力(イロスマメンバー)を分散させてくれたので余裕(要約)」と見下す。
シャドーは逃げようとしたリンを寸前で捕獲し、Dr.ガイは自身を倒した宿敵であるライトに咆哮。
それに呼応するように、マジックンは一斉に空想世界のザコ敵たちを召喚した。
…そして、現代に蘇ったイロスマ同人誌の悪役たちVSマスターバートによってオリジナルの魂を吹き込まれたイロスマ同人誌キャラのアバター(と8ボスとの決着をつけるために残ったデビモリト)
といういかにも最終回らしい熱いシチュエーションのもと
イロスマ島にて彼らとの禁断のバトルが始まってしまうのだった。
(作者公認で「イロスマ同人誌界隈にとっては圧倒的ファンサービス イロスマしか見てない視聴者には地獄のイロスマ同人誌編開幕!」とか言われてるのはナイショ)
しばらくは作者公認のクソ茶番が2シーンに渡って続いていたものの、即席で「キャップコンビ」を結成したリダとライトの連携攻撃によりマジックンとDr.ヲタローが大ダメージを負う。
そのままデブスヌーピー、さとる、シカクンの連携攻撃によりマジックンのソウルアイス、そしてデビモリトの攻撃によりヲタローのソウルアイスが破壊され、アイスドール勢は新たなザコ敵を生み出すことを封じられた。
イロスマのリンを捕獲し自身を強化しようとしたシャドーも、実は変わり身の術でクラバトのリンに入れ替わっていたことによって動揺してしまい、その隙を突いたアカオの妨害により失敗。
そのままクラバトのリンも乱闘に参戦したこともあり、アイスドール勢は一気に形成が不利に。
ムービーゲームもしつこく自分語りしたことが原因でほぼ初対面のライラたち同人誌キャラの怒りを買い、同人誌キャラほぼ全員の総攻撃というイロスマ史上稀にみるオーバーキルでソウルアイスが破壊され成仏してしまった。*1
ちなみに同人誌作者をこき使って作らせた一連の演出はめちゃくちゃ気合が入っているので必見。
補足・余談
- 名前の由来はそのまま氷の人形を英訳したもの。
- 8ボス
生存しているドラッグとデビモリトを除くと、8ボスの中で唯一スタックロボのみ復活させていない。
これはフィンターが「生き返らせる価値がない」と判断したため。(実際は裏切られたことに対するただの逆恨みだろうけど)
- 「死者を蘇らせる」「ダメージを受けてもすぐに再生する」などの特性から、元ネタはナルトの「穢土転生」と思われる。