※作品のネタバレを含むため以下閲覧注意!!
作品概要
筆者はCLAMP。ジャンプSQにて2010年12月号より連載中だった少年漫画である。
2013年2月号以降、休載中。既刊4巻。
ジャンルは現代の京都を舞台とした和風ファンタジーアクションだが、登場人物の一部が、歴史上の戦国武将やその側近・家族と同名で呼ばれている。
(※本名かどうかは不明だが、設定上血縁はあると思われる)
また、京都の風景・お店(大体麺屋)がいっぱい出てくるせいか、聖地巡礼するファンも後を絶たないとか・・・。
あらすじ
平凡な高校生、高本致佳人は、旅行先の京都で謎の異界に入り込んでしまう。
そこで出会った、異能を操る三人と同居することになるが…
登場人物
高本致佳人
作品の語り部(おそらく)。
いろいろあって、はな達と同居することになる私立西陣高校3年生。
京都や神社仏閣が大好きで、歴史にも詳しい。術の類が全く効かない。
はなや徳川家光からやたらと気に入られている。
はな
天真爛漫で可愛らしい子供(性別は不明)裏七軒の一人。自分と同じ「無」の性質を持った致佳人に縁を感じており、自分の能力を使って致佳人を東京から京都に呼び戻した。華の「無」は相手が自分に向けてきた攻撃を自分のものにすることができる。手先がとても器用。
橘
裏七軒の一人。陽属の武具を生成する、『裏七軒』のメンバー。
桜と合わせて「両樹」とも呼ばれる。とても寝起きが悪い。大学生。
裏七軒には双子の姉である杉を家光から取り戻すためにいるらしい。
桜
裏七軒の一人。陰属の武具を生成する。料理が上手。『隠威』持ちだが今はいない。
豊臣秀次
『裏七軒』のリーダー格だが謎の多い男。会社を経営しているらしい。
『隠威(おに)』のひとつ『神言(みこと)』と血約している。
能力は予知・予言で言葉を刃にして打ち出すこともできる。
織田信長の残した最強の『隠威』、『第六天魔王』を探している模様。
明智光秀
はなたちを襲撃してきた人物。秀次と同じく『第六天魔王』を探している。
瓜二つの姿をした『隠威』、『炎禍(えんか)』を連れている。
職業:教師で担当は科学。勤め先は到佳人達の通う私立西陣高校。
伊達政宗
隠威のひとつである剣『倶利伽藍』に右目をあたえ血約した少年。はなを気に入っている。
別に徳川方でもないし、かといって豊臣方という訳でもないといういわば中立の立場。
ああ見えても小学5年生で、小5病(というかどうみても中二病)罹患患者。
小十郎曰く「学校では優等生ぶってる」んだとか・・・。
片倉小十郎
政宗と行動を共にする羽織袴姿の青年。お目付け役というかお説教係かもしれない。
『倶利伽藍』をその身に抱いて神気を供することができる。
当然ながら政宗が戦う時は体から『倶利伽藍』を取り出す訳ですが・・・どこの○テナ?
徳川家光
致佳人に接触してきた、紫色の目をした少年。徳川の隠威を継いだ人物。
名は『三葉』で能力は不明。糧は人。それも喰う。
・・・他の隠威がまだマシに見える(ちなみに『神言』は人形(それもブライス)、『倶利伽藍』は大量の神気で他は不明)。天海・十兵衛とよばれる二人の人物を従えている。
手に入らないものを無理やり己のものにするのが好きだったりなど明らかにドS
真田幸村(信繁)
一見すると気弱そうな青年。保育園で働いている。猿飛佐助ら、真田十勇士を従えている。
隠威『偃月』(普段は角の生えたデカイ犬の姿をしている)を降ろすと、額に一角が生えた異形の姿になる。現在は豊臣方についている。
細川ガラシャ(珠)
黒いゴスロリを纏った女性。隠威『逃水』と血約している。
伊達政宗の隠威を狙い襲撃したが、逆に敗れ支配下に置かれてしまった。
石田三成
豊臣方ではなく徳川方につく事を告げる為に真田幸村の前に現れた人物。
登場時に西陣高校の制服を着ていた事から高校生だと思われる(学年は今の所不明)
島左近
石田三成とともに現れた人物。
こちらも制服を着ていたので学生だと思われる。
用語
裏七軒
京都の花街「上七軒」の同時期に作られた、豊臣とその土地を守る異能集団。
今は三人しかいない。
陰威
人と血の約定を結び、その者に力を与えるもの。その血脈の中で、もっとも血の繋がりが濃い物が継いでいく。