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「GDPギャップ」とは、一国の経済全体の総需要と供給力の乖離のこと。

需給ギャップとも呼ばれる。


概要編集

総需要←国内総生産(GDP)

供給力←平均的な水準で生産要素を投入した場合の総供給(潜在GDP)


景気判断の参考指標として用いられると同時に、物価の先行きを予測するための指標としても用いられていられている。


✙の場合(総供給より総需要が多い場合)は、インフレギャップと呼ぶ。

好況や景気が過熱しており、物価が上昇する要因となる。


ーの場合(総需要より総供給が多い場合)は、デフレギャップと呼ぶ。

景気の停滞や不況となっており、物価が下落する要因となる。


GDPギャップは市場メカニズムがうまくいっていないときに大きくなり、

解消するためには、政府が景気刺激策などで需要を調整する必要に迫られる。


この指標は、絶対水準ではなく、時系列変化を見ることに意味がある。

そこは注意。


GDPギャップは、主に内閣府と日銀が算出している。


計算編集

          実際のGDP-潜在GDP

GDPギャップ(%)= ---------ーーーーー ×100

              潜在GDP


編集

内閣府はGDP=国内総生産をもとに3か月ごとに推計していて、15日、去年10月から12月までのGDPの改定値を受けて、マイナス0.6%だったと発表しました。

「需給ギャップ」2期連続のマイナスに 内閣府


関連タグ編集

需要 供給

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