概要
H3ロケットは、日本の基幹ロケットであるH-IIA・H-IIBの後継機である。
2023年に試験機初号機が打ち上げられたものの、第2段エンジンが点火されなかったため打ち上げに失敗。
2024年2月17日に試験機2号機が打ち上げられ、初めて衛星の軌道投入に成功し打ち上げに成功した。
打ち上げ実績
号数 | 形態 | ペイロード | 成否 | 備考 | |
1 | 22S | 先進光学衛星だいち3号 | × | 「魔物」まで呼ばれた第一段エンジンLE-9は無事に作動するも第二段エンジンLE-5B-3で電気系がショート、点火せず失敗。 | |
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2 | 22S | 性能確認用ペイロード・超小型衛星2機 | ○ | だいち4号が当初予定されていたが、1号機の失敗を受けてだいち3号同様の質量特性を持つ試験用ペイロードに変更。 | |
3 | 22S | 先進レーダー衛星だいち4号 | ○ | 当初30形態で予定していたが、実績のあるブースターありの形態へと変更された。 | |
4 | Xバンド防衛通信衛星 きらめき3号 | 打ち上げ前 | |||
5 | 準天頂衛星システム5号機(みちびき5号機) | 打ち上げ前 |
関連タグ
イプシロンロケット 同時期に活躍している日本の固体燃料ロケット