光村図書が発行する英語教科書のブランド。前身は1993年に参入した『COLUMBUS』で、後に『COLUMBUS21』へリニューアルしたが2016年時点のシェアは1.9%で中学校用の英語教科書を発行する6社中の最下位だった。
しかし、2020年度から小学校高学年で英語が正規科目に採用されることを見越して副教材『ジュニアコロンブス21』を発刊し、中学への進学時にスムーズな移行が可能であることをアピールして都市部を中心にシェアを漸増させる。
そして、同年度に小学校の英語正規授業化と合わせて『Here We Go!』へ再リニューアルした。翌2021年度には中学校用も同ブランドへ統一されたが、前年度にそれまで4位だった学校図書の『TOTAL ENGLISH』が撤退（入れ替わりに啓林館の『BLUE SKY』が新規参入）したことも追い風になり、教育出版の『ONE WORLD』を抜いて開隆堂の『SUNSHINE』に肉薄する4位へ大躍進した。
特徴として、他の出版社が東京書籍の『NEW HORIZON』に対する『NEW HORIZON Elenentary』や三省堂の『NEW CROWN』に対する『CROWN Jr.』のように小学校高学年用を中学校用のサブブランドとして扱っているのに対し『Here We Go!』ではブランド分けを行わず小5〜中3の5年間でブランド統一していることが挙げられるが、これは前述の通り旧『COLUMBUS21』時代から「小・中連携」を重視する編集方針を反映したものと考えられる。
メインイラストは小学校版初年度に当たる2020年度版に登場しているALTのオリビア・ミラー先生。
