データ
生存難易度 | クラス! |
---|---|
- | 危険 |
- | 不安定 |
エンティティ | 非常に多い |
概要
このレベルに入ってしまうと、まず625平方フィート(≒約7.6m²)と推定される小部屋に着く。ドアが2手にあり、片方からは放浪者に気付いたエンティティが入ろうとしてくる。このためもう片方のドアから出て逃げる必要があるが、たちの悪いことにこのドア、1回のトライではまず開いてくれない(何回か試せば確実に開くが、極限状態下ではやめてほしいトラップである)。
ドアから出ると、病院の廊下に似た空間が続いている。2つめのドアを突破したエンティティから逃げることになるのだが、走っていくと蛍光灯が赤く発光して染まりはじめ、同時にサイレンが鳴り響いてくる。脱出するためには、椅子やベッドなどの障害物を避けつつ、10km先まで走り続ける必要がある。なお曲がり角も存在し(後述)、廊下の両脇にもドアがあることが多いものの、このドアが開くことはまずない。Wikiでも開けようとすると死亡率が上がるとハッキリ書かれている。
ちなみにエンティティは放浪者の速度に合わせた追跡をする(このためアスリートでも振り切れない一方、足の遅い子供・老人でも逃げ切れるチャンスはある)他、距離を稼ぐ毎に疲れるのか速度は遅くなっていく。ただし一本道なので絶対に撒けないため注意。
10km先にある、突き当りのドアを開けて飛び出せば脱出できる。そして、その者が再びここに立ち入ることはない。
記録
Run For Your Life!が初めて発見されたときの音声記録として、M.E.Gの工作員である「ノア」と呼ばれる人物とベースオペレーターによる通信ログが残っている。
ノア: 命令されたことはやったぞ。ジェリーの信奉者について、その秘密も含めてすべて把握した。本当はあと少しで捕まってしまうところだったがな。
ベース: よし、よくやった。できるだけ早く基地に戻れ。ジェリーの部屋の近くには、かなりエンティティが出現しやすいからな。
ノア: ああ、4、5時間くらいで行けると思う。待てよ…あの壁、今まで絶対なかったはず。なんか…行き止まりになってしまったみたいだ。
ベース: 落ち着くんだ。何か方法があるはずだ。
<音声が一時停止する>
ベース: 聞こえるか?一体どこにいるんだ?
ノア: これは…どうやら別のレベルにノークリップしたようだ。俺が知っているほかのレベルとは大きく異なるものだが。
※「ジェリー」というのは主にLevel2に存在する、自身を神として崇拝させる洗脳の能力を持つ小鳥のエンティティである。
ノアはこのエンティティに関する調査を終え、前哨基地に帰還する途中にこのレベルへ迷い込んでしまったのだろう。
ベース: 何が見えるか教えてくれ。
ノア: 廊下なんだが…妙に歪んでいる。真っ赤に点滅する光と鳴りやまない警報音。いくつかのドアを開けてみたが、すべてロックされているようだ。
ベース: 了解。出口が見つかるまで廊下を進んでみてくれ。
ノア:なんだ…後ろから足音が聞こえる。何百人もいるに違いない。
ベース: 落ち着け。調査のため仲間を送り込んだ。Level2を通ってそちらに向かっている。
<激しい呼吸が聞こえる>
ノア: 本当に助けてくれ!俺の後ろに何百というエンティティがいる!ろ、廊下を走っているがいつまで続くかわかったもんじゃない!
ノア: もしもし?ベース!まずい、信号が途絶えた、もう一人だ… - なんてこった、エンティティが追い付いてきた!
<6~10分ほど音声が途切れ、激しい息遣いと足音のみが聞こえる。>
ノア: ああ、神よ、俺はどれくらい走ってきたんだ?エンティティが近づいてきやがった! - お、おい!出口が見える!
<さらに過呼吸が聞こえる>
ノア: 着いた…助かったぞ!
<不可解な音>
ノア: 空っぽの部屋____
<数秒後、マイクが途切れるまで複数のエンティティの金切り声が聞こえる>
<記録終了>
ログの最後には、ノアはこのあと二度と姿を見せることはなかったと記されており、おそらくはエンティティによって(最も苦痛に満ちた恐ろしい方法で)殺害されたとされている。
- 推測だが、曲がり角のトラップ出口に引っかかってしまったものと思われる。
- 前述の通り廊下脇のドアは開かないが、曲がり角にあるドアは例外的に開く場合がある(ただしその先は行き止まり)。
出入口
入口
・殆どのレベルで唐突にここに行く可能性がある。
・レベル521のAセクションにある「!」と書かれたテーブルの下でノークリップする。
・Level2020でノークリップをすると、物質がない状態で転送される。
出口
・非常口の扉を開けるとランダムなレベルに転送される(主にLevel0)とされる。
・一部の扉を開けるとLevelMakerに行く。
余談
- wikidot版backroomsのLevel124の4番目のエリアがこのレベルに似ている。
- より正確には、このレベルを意識してエリアが制作されている(コンセプトとしては面白いが単独レベルとしては不十分、という執筆者の判断によるもの)。
関連イラスト
動画
別名・表記ゆれ
Level!に関する別名や、表記ゆれがありましたら、紹介してください。
例)レベル! Level!_Run_For_Your_Life
参考
https://backrooms.fandom.com/wiki/Run_For_Your_Life!