概要
基本データ
全高:26.5m
重量:110.0t
運転士:安城ナガラ(メイン運転士)、安城シマカゼ(サポート)
第11話から登場した新幹線超進化研究所東海指令室名古屋支部に所属するシンカリオンZの一体。
シンカリオンN700Aのぞみ(またはN700Sのぞみ)の改修機とされる。
今迄蓄積された戦闘記録から収集したデータと技術の粋を集めて制作され、鯱をイメージしたと思われる頭部を持ち武骨な雰囲気を持つ。
両手に装着した接近鉄甲拳・イヌクギクローが武器。スプリームキックなどの格闘技で戦う。
配備されていた複数の機体を動かす清洲リュウジの適合率が全く動かせなくなるまでに低下したため、彼が通う空手道場で後輩の安城兄弟を後継者として選抜した。
新幹線超進化研究所の技術を集結し今までにない運動性能を誇る。
両腕に武装した鋭いかぎ爪で攻撃するイヌクギクローや、高度の飛躍から繰り出されるスプリームキックなど、高い運動性能を生かした格闘攻撃を得意としている。
また、劇中ではデュアル・グランパス・システムと呼ばれる運転士の2人乗りの機能も登場した。
合体形態
- シンカリオンZ N700Sヒダ
ザイライナーHC85ヒダとZ合体した姿。これまでのザイライナーと異なり2両で変形し、両腕・両脚が強化される。
腕部アーマーで防御力、脚部スラスターで機動力をアップし、近距離格闘に適したパワーアップをする。
ヒダハイブリッドソードを2本連結したヒダハイブリッドナギナタが武器。肩アーマー内部にはエネルギー砲を搭載しており、遠距離攻撃も可能になった。
2両でZ合体した為強力だが、設計上の問題から訓練時のZ合体後に機能停止する不具合が発生。
トコナミが鉄道総合技術研究所に主任研究員として出向した際に開発を進めていた超進化電導ケーブルを組み込んだことで克服。
関ヶ原での戦闘で真価を発揮して以降、2両合体にはこのシステムが採用されることになる。
余談
N700Sの実車は16両編成だが、シンカリオンZの編成は9両に短縮されており、1+5+7+8+9+10+12+15+16号車となっている。