概要
タイトルのPはPolice officer(警察官)の頭文字、JKは女子高生を表す略語。
ごく普通の女子高生と堅物な交番勤務の警察官との恋模様を描いている。
2017年に実写化。土屋太鳳と亀梨和也(KAT-TUN)がW主演を務めた。ロケは、全編函館で行われた。
あらすじ
友達の姉が企画した合コンに人数合わせで駆り出され、年齢と身分を偽って参加した、高校1年生の歌子。そこで出会った功太といい雰囲気になるが、歌子が高校生だと分かると、途端に態度を急変させ去っていった。後日、歌子は警察官の制服姿の功太と再会するが、功太は歌子を冷たくあしらう。親友に傷心を慰めてもらい、帰りが遅くなった歌子は、変質者に襲われかけ、仕事中の功太に助けられる。完全に功太に恋に落ちてしまった歌子は、積極的にアタックし、やがてその思いが通じるが、仕事柄、未成年との交際に問題が生じるため、2人は結婚することになる。
登場人物
- 本谷歌子(演:土屋太鳳)
本作の主人公。音尾高校普通科1年生→2年生。通称「カコ」。年齢を偽って参加した合コンで知り合った功太を好きになり、告白する。一度は振られるが、彼の本当の気持ちを聞き、結婚する。父親は当初反対していたが、功太の真っ直ぐな思いを受け入れ、高校卒業までは旧姓のまま、実家で暮らすこと、妊娠しないことなどを条件に結婚を許可された。
本作のもう一人の主人公で23歳。音尾警察署地域課所属。音尾交番勤務の巡査長。合コンで歌子を好きになるが、職業柄未成年との交際は出来ず、かといって歌子を諦めることも出来なかったため、プロポーズして夫婦となる。団子が好物。両親は他界している。普段は職業柄もあって超真面目な堅物で寡黙な性格。
- 矢口三門(演:玉城ティナ)
音尾高校普通科1年生→2年生。カコの親友。三姉妹の末っ子。婚活に励む次姉が企画した合コンが、カコと功太が出会うきっかけとなった。
- 大神平助(演:高杉真宙)
音尾高校普通科2年生。功太に補導され、留年。不良仲間らと功太に復讐しようとして、計画を知ったカコにモスキート音で邪魔をされ、カコに危害を加えてしまい、再び補導された。保護観察処分を下され、無期停学処分を受けた後、復学し、歌子とクラスメイトになる。歌子に正式に謝罪し、不良仲間とも決別した。
余談
- 歌子と平助を演じた土屋氏と高杉氏は、同年公開の映画『トリガール!』でも共演している。ただし、こちらでは先輩・後輩役である。