概要
前身は中村美紀(キーボード)が結成していた女子大生バンドで、そこへ寺田恵子(ボーカル、メイン画像左)が加入。
1982年に寺田がソロとしてメジャーデビューの勧誘を受けるが、バンドとしてのデビューにこだわる。しかし当時のメンバーは中村を除きプロデビューを拒否して脱退。改めてメンバーを募集し角田美喜(ドラムス)、仙波さとみ(ベース)、五十嵐美貴(ギター、メイン画像右)が加入。
1985年『素敵にダンシング (Coke Is It)』でデビューを果たすが、本人たちの意に反してアイドルバンド路線で売り出されることになった。
その後寺田は自分で作詞するのを自粛し、プロの作詞家に歌詞を依頼するようになると徐々に売れ出し、『水の中の逃亡者』はテレビドラマ「大都会25時」の主題歌に採用されるなど知名度を上げていく。
1987年には女性ミュージシャン限定ロック・フェスティバル「NAONのYAON」を開催し、ライバルのプリンセス・プリンセスとともに一時代を築く。
しかし1991年に寺田が喉の不調と精神的ストレスを理由に脱退。後任にステファニー・ボージャスをいれたものの人気は急降下し、1997年にボーカルをYoshinoに替えても回復せず1998年解散。
2005年に寺田が他のメンバーに謝罪し再結成を果たす。