ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

TACOM(タコム)は、日本航空自衛隊向けに開発を進めていたUAV無人機。別名は当初「多用途小型無人機」だったが、後に「無人機研究システム」へと変更されている。

F-15J TACOM搭載母機

TACOMは空自のF-15Jに搭載されて空中から発進し、GPSで位置を補正しながら事前に設定されたプログラムに沿って決められたルートを飛行、敵地をカメラで偵察したのち、味方航空基地の滑走路へ自動で着陸する無人偵察機である。


全長約5.2メートル、最大飛行高度1万2000メートル、航続距離は数百キロメートル。開発は富士重工業防衛庁技術研究本部


現在は運用されていない。



沿革編集

始まりは1995年度、防衛庁技術研究本部で「多用途小型無人機」として基礎技術の研究が開始された。原型となる試作品も完成し、2004年度には「無人機研究システム」へと改称し、2011年まで開発が進められた。


当初は偵察任務後、パラシュートとエアバッグによって海上に着水し、その後回収される方式だったが、改名前に自動滑走着陸する方式へと変更。この際に着陸用の車輪などを追加したことで、機体も大型化したという。


2012年にはF-15J部隊での運用が可能と判断され、4機が空自で部隊運用を開始。しかし2016年度末に退役した。



関連イラスト編集

チラシノウラ90


関連タグ編集

UAV 無人機 偵察機

航空自衛隊 防衛省技術研究本部 富士重工業

関連記事

親記事

UAV ゆーえーぶい

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 47

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました