概要
『Until Dawn -惨劇の山荘-』とは、2015年8月に発売されたPS4用ソフト。
発売元はソニー・コンピュータエンタテインメントで、開発元はイギリスのSUPERMASSIVE GAMES。
2024年10月4日にPS5やSteamでリマスター版(新演出新要素ありのフルリメイク版)が発売される。
雪山の山荘に集った8人の男女が、謎の殺人鬼や怪奇現象に見舞われたりする惨劇を描いたホラーアドベンチャーゲーム。
群像劇のためプレイアブルとなる主人公は複数人に渡る。プレイヤーの選択やQTE等の操作により、途中のシナリオが分岐して各登場人物の生死やエンディングも変化する(「バタフライエフェクト」と呼ばれるシステム)。
ハリウッドで活躍する実在のスタッフ、脚本家、俳優等を起用しており、登場人物は表情をモーションキャプチャでゲームムービー化している。
現行の日本国内版はCERO-Z(18歳以上)指定されており、なおかつ人体欠損描写などのシーンでは画面全体が真っ黒の暗転処理をされており観られなくなっている。
ストーリー展開や今後の考察上必要なシーンも日本版では観ることができないため、一部の日本人プレイヤーから「暗転ドーン-惨劇の修正-」という汚名を着せられることとなった。
PS4のカメラを接続してプレイすることにより、恐怖シーンにてプレイヤーの反応を自動で納めてくれる。
またスマートフォンにて公式コンパニオンアプリを連携してプレイすると、ゲーム進行度に合わせてキャラクターや収集品の情報が記載されていくようになる。
あらすじ
1年前に仲間二人が失踪した雪山の山荘へ、当時一緒にいた8人が1年後再び集まる。
一年間で関係性が変わった者もあり、いざこざになったり会えて喜んだりと三者三様の中、不審な影が後をつける…。
ゲームシステム
群像劇タイプの選択肢等で分岐するマルチエンディング方式のゲーム。
全員生存のトロフィー(実績)も用意されていれば、全員死亡のトロフィーもある。
バタフライエフェクト
プレイヤーの選択や行動によって分岐が決まるたびに、蝶が羽ばたく演出が入る。
そして分岐の先の結果、収束した時にも蝶の演出が入る。
どんな分岐を選んできたかは進捗に伴って随時確認できるようになっている。
トーテム
本編中に拾える要素で、分岐のヒントにもなる光景を見ることが出来る。
全部で5色のトーテムがあり、それぞれ導きや死にまつわる部分が見られる。
また、収集画面にてトーテムを拾った分だけこの物語の真相を語る映像が見れるようになる。
収集品
物語の真相へのヒントになるものや舞台やキャラクターの関係性を説明する物が作中で拾うことが出来る。収集品の発見有無によりキャラクターのセリフが変わることもある。
また、他の収集品や物語の進行により情報文が随時更新される。
関連動画
Until Dawn公式プロモーションビデオ
外部リンク
- 日本語公式サイト(年齢制限あり)
- Until Dawn公式コンパニオンアプリ
関連イラスト
別名・表記ゆれ
untildawn Untildawn アンティルドーン アンティル・ドーン