概要
黒乃奈々絵による漫画作品。コミックブレイドZEBEL創刊号(2004年11月17日)から、のちに月刊コミックアヴァルスに移籍し2013年3月号(2013年2月15日)まで連載された。全7巻。
ドラマCDも発売されている。また、最終巻である7巻のアニメイト初回限定版に付属する形でOVA化もされている。制作はプロダクションI.G。
ストーリーはヴァンパイア二人組が主役のダークファンタジーとなっている。
ストーリー
吸血鬼でありながら教会に属するヴァンパイアハンターとして数多のヴァンパイアを滅してきたチャールズ・J・クリスフント。
しかし自身も血を得なくては生きられない彼が唯一糧としているのは、彼が“マスター”と呼ぶ謎多き“真祖”ヴァンパイア、ジョニー・レイフロの血だった。
とある一件から長年の“対立”を終わらせた二人はハンターとしての一線を退いたチャールズの家で同居を始めたのだが。トラブル混じりでもそれなりに平和な日々は長くは続ず、“Vassalord.”(ヴァッサロード)と呼ばれる薬やレイフロに起因する事件の渦中に陥ってゆく。
登場人物
CV:藤原啓治
主人公。吸血による汚染でなく自らを呪術により吸血化した”真祖ヴァンパイア”。ユーモアあふれる無邪気な性格であり常に何を考えているかわからない。身内に対する愛情は非常に強く、チャーリーのためなら自らの身命を擲つことも厭わない。
吸血鬼になった際の呪いのせいもあって、同性にしか性欲を抱くことができず、女性と接触することができない。
CV: 置鮎龍太郎/ 幼少:小野涼子(ドラマCD)・クリステル・チアリ(OVA)
もう一人の主人公。通称チャーリー(渾名はチェリー)。
非常に生真面目で、神の教えを尊ぶサイボーグ・ヴァンパイアハンター。太陽を浴びても灰化しない特性がある
レイフロの隷属ヴァンパイアであり、彼を父親として慕っており、ずっと一緒にいたいと願っている。