概要
韓国発の「web」と「cartoon」を組み合わせた造語で画面の小さなスマートフォン上でも読みやすいデジタルコミックの形態の一つ。 タテ読み漫画とも呼ばれる。
元々は漫画アプリwebtoonsを指す言葉であったが、現在はフルカラーで縦読み形式の漫画を指す総称のような存在。大半が韓国制作の漫画で、日本の企業も制作に乗り出している。そして中国制作の漫画も存在する。
商標の関係でウェブトゥーンと表記する場合もある。
スマホでサクッと読める&紙よりも読み返しにくいという性質上、分かりやすい物語が好まれる傾向にある。特に無双・俺TUEEE・ロマンスファンタジー・TLが多い。
その為紙の漫画とは雰囲気が違う。
特徴
- 配信書店により扱っている漫画の傾向が違う。Aでの超ヒット作が、Bでは売っていない事も。
- 従来の日本では漫画家とアシスタント等の少人数で行っているが、アニメーション製作のように完全分業制を行われている。
- シナリオ、ネーム、作画、着色などの工程に分かれており、それぞれを別の人間が担当している。そういう形態のために各工程の担当者は単なる下請け作業員という扱いで著作権は企業やプロデューサーが保有しているケースが多い。(言い換えれば大ヒットしても莫大な印税は会社やプロデューサーのもので作業員には払われないという事があり得るという事である)
- 例えばSORAJIMA_Studioの場合はロイヤリティが発生するのはシナリオ(5%)、ネーム(5%)、線画(2.5%)までで着彩や背景、仕上げの担当者には発生しない。
- シナリオ、ネーム、作画、着色などの工程に分かれており、それぞれを別の人間が担当している。そういう形態のために各工程の担当者は単なる下請け作業員という扱いで著作権は企業やプロデューサーが保有しているケースが多い。(言い換えれば大ヒットしても莫大な印税は会社やプロデューサーのもので作業員には払われないという事があり得るという事である)
- 韓国制作で解りやすいのが背景は大半が3DCGで制作されている。例えば武侠ものを取り扱った作品は、韓国・中国でも制作されており、作画では見分けは付かないが背景がCGか手描きかで見分ける事が出来る。しかし日本制作の縦読み漫画でもCG背景を取り入れている場合がある。
- キャッスル様はCG背景でのレジェンド級ネットミームで悪女は砂時計をひっくり返すなど、コアな韓国産漫画を愛するピッコマユーザーにはお馴染み。他の素材も含んだ詳細はピッコマのSMARTOON記事にて。
- 縦にスクロールして読む。
- 序盤無料、〇〇話以降は課金、というスタイルが多い。
- 翻訳版が制作しやすく海外展開に強い。
配信サイト
- ピッコマ……日本での最大手でオールジャンル。縦読み漫画の独占配信レーベルSMARTOON。
- LINEマンガ……ドラマ化が多い。
- COMICO……どちらかというと女性向け。
- NAVERWEBTOON (商標元)
- ジャンプTOON (運営が集英社⇒サイト)
- dブック (運営がdocomo⇒サイト)
- r-toon (運営が楽天⇒サイト)
- LezhinComics (日本語版)
- TOPTOON (日本語版)