『Dennis the Menace』のタグとしての表記の一つ。
表記ゆれ：dennisthemenace
概要
アメリカ合衆国の新聞で1951年3月から連載されている長寿漫画作品。ほぼ同時期にスコットランドでもよく似たタイトルの『Dennis the Menace and Gnasher』という漫画作品がスタートしており、混同しないよう注意が必要である。
実写映画、TVドラマ、アニメーションと複数の媒体に翻案されており、日本でも『わんぱくデニス』のタイトルで複数回翻訳されている。
内容
カンザス州在住の5歳の少年デニス・ミッチェル(Dennis Roger Mitchell)を主人公とし、デニスの悪戯に振り回される両親・隣人・友人たちの姿を描いたホームコメディ。
主な登場人物
デニス・グレッグ・ミッチェル
だぶだぶのオーバーオールにスニーカーを着用し、ほっぺのソバカスがトレードマークの少年。いたずら好きのトラブルメーカーだが憎めない存在。
ヘンリー・ミッチェル
デニスの父親。航空エンジニアとして働く。
アリス・ミッチェル
デニスの母親で専業主婦。
ドラマ
1959年10月4日から1963年7月7日まで、CBSにて4期に分けて日曜日の夜に放送。シットコム作品。モノクロ作品。全146話。日本でも放送された。
アニメ
デニス・ザ・メネス
1986年から1988年まで『デニス・ザ・メネス』がアメリカとフランスのDICアニメーションシティによって全78話が制作及び放映が行われた。日本のアニメ会社が複数携わっている。
日本では1991年8月26日 - 12月17日にWOWOWで初放送、翌年に再放送された際にタイトルが『わんぱくデニス』に改題された。
後にキッズステーションでも放送され、バップからはVHSが『わんぱくデニス ～わんぱくデニスと仲間たち～』のタイトルで発売されている。
南の島で大暴れ！
2002年に長編作品『わんぱくデニス ～南の島で大暴れ！～』（原題：Dennis the Menace: Cruise Control）が公開。日本ではトゥーン・ディズニーや2010年10月14日にディズニーXDで放送された。
映画
『わんぱくデニス』（原題：Dennis the Menace）
1993年に公開された。監督はニック・キャッスル。主演はメイソン・ギャンブル。
公開後に発売された日本語吹替版VHSでは主要キャストの日本語吹替声優にテレビアニメ『サザエさん』の当時の声優陣(カツオ、ワカメを除いた)を起用している。
備考
デニスの母で専業主婦のアリス・ミッチェル(Alice Mitchell, 旧姓 Aberdeen)はファンアートのモチーフとして現代まで高い人気を保ってはいるものの、pixivにおける投稿作品はR-18率が高い。"Alice" + "Mitchell" の検索結果
メイン画像はデニスの友人であるマーガレット・ウェド(Margaret Wade)とジーナ・ジロッティ(Gina Gillotti)。
