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概要編集

藤本タツキによる読み切り漫画作品。「少年ジャンプ+」にて2022年4月11日に公開(現在は公開終了)。

作者の映画マニアっぷりが窺える内容となっている。


あらすじ編集

病の母が死ぬまで、スマートフォンで撮影をしていた優太。彼は母の死後、自殺をするために向かった病院の屋上で、とある少女に出会い、映画を撮影することになるのだが……!?


登場人物編集

以下、序盤〜中盤のネタバレを含みます


  • 伊藤優太(いとう ゆうた)

本作の主人公。12歳の誕生日にスマートフォンを買ってもらうが、母親に「病気で死ぬかもしれない自分を動画で残してほしい」と頼まれる。

何気ない日常を撮影する中で母の容態が悪化。父に母の最期の瞬間を撮ろうと言われるが、途中で逃げ出し、更には母が入院していた病院が爆発


……というドキュメンタリー映画「デッドエクスプロージョンマザー」を全校生徒の前で上映。本人の期待に反して、周囲はその内容を酷評する者、不謹慎だと責める者ばかりだった。中学生活全てをかけて作った作品を否定されたため、母が亡くなった病院から飛び降り自殺しようとする。


  • 絵梨(えり)

さよなら絵梨

優太が自殺しようと訪れた病院の屋上にいた美少女。優太と同じ学校に通っており、ジャンパースカートの制服を着用している。

前述の優太の作品を「超っ〜!面白かった」と唯一評価した。彼に一年間映画を見て勉強させ、翌年に映画を撮ることで周囲を見返そうと提案する。

それから休みの日も朝から二人で映画を見続け、お互いの距離も縮まっていく。

後の映画制作の中では「吸血鬼の少女」という設定を付与される。


  • 優太の父

本名不明。穏やかな性格だが、妻の死によって疲弊しているようにも見える。


  • 優太の母

本名不明。故人。優太の映画では本人が望むように優しい女性として描写されている。


  • 絵梨の友人

カチューシャを付けた女子生徒。自分も母親を亡くした経験から、優太の作品(特に爆発オチ)を非難した。


関連項目編集

藤本タツキ 爆発オチ

ぼくのエリ…オマージュ元と思われる作品。いじめられっ子の少年と吸血鬼の少女の交流を描く。

センシティブな作品

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