概要
『にがくてあまい』は、小林ユミヲによる日本の漫画作品。
ウェブコミック誌『EDEN』(マッグガーデン)にて、2009年から2016年まで連載された。単行本は12巻まで発売され、2017年3月8日に番外編や描き下ろし短編を纏めた『にがくてあまい おかわり』が13巻として発売された。
対照的な男女の生活をコミカルに描く。登場人物の1人が料理好きという設定であり、登場した料理のレシピが作中で紹介されている。
2016年に川口春奈と林遣都のW主演で実写映画化され、2023年には生駒里奈と井上祐貴のW主演で実写ドラマ化された。
登場人物
※キャストは「映画/ドラマ」の順に記載
28歳。主人公。大手広告代理店の企画営業部に勤務しているバリバリのキャリアウーマン。見た目は才色兼備で仕事もでき上司からも一目置かれているが、プライベートはゴミ屋敷と化した部屋で過ごし家事全般不得意。普段から料理もせず偏食が激しく野菜嫌い。ジャンクフードが好物。
30歳。もう一人の主人公。男子校に勤務する美術教師。その美貌から女性にはモテるが、彼自身は同性愛者であり、異性に興味がない。ゲイであることは周囲に隠している。家事全般を、器用にこなし、料理上手で様々な野菜料理をつくっては皆の胃袋を掴んでいる。野菜嫌いのマキもこぞって食べるほど。ヴィーガンである。菜食主義は初恋相手の影響で、食べられないのではなく食べないだけ。