概要
『電人ザボーガー』の実写版映画や『片腕マシンガール』の監督を務めた、井口昇氏が監督を務めたホラー映画作品。2011年9月にアメリカ・テキサス州の「オースティンファンタスティックフェスト映画祭」でお披露目され、2012年2月より日本で劇場公開がなされた。
あらすじ
妹を亡くした悲しみを乗り越えられないでいる少女。先輩にキャンプに誘われて向かった先の村で、ゾンビに襲われる。仲間のため、妹の死を乗り越えるため、彼女はゾンビ達に勇敢に立ち向かう。
登場人物
恵
(演:中村有沙)
女子高生。妹をイジメで亡くし、強くなることを決意する。先輩の亜矢に誘われてキャンプに出かけるが、そこはゾンビの村だった。恥をかくことが嫌いで、完璧主義者。
亜矢
(演:菅野麻由)
恵の先輩。恵をキャンプに誘う。ネクロゲドロに感染してしまう。同じく感染した真希との戦いで死亡する。弱い一面が目立つが、実は芯の強い部分もあった。
真希
(演:護あさな)
亜矢の友人。売れないモデル。ダイエットのため、寄生虫を採りに森にやってくる。女王のネクロゲドロを食べてしまい、ゾンビ化する。恵のことを嫌っている。
幸
(演:優希)
骨髄白血病の少女。父の田中と共に、ネクロゲドロによる治療をしている。契約で、ネクロゲドロに侵食されないようになっている。かわいい美少女。高い戦闘能力を持ち、ネクロゲドロと協力して恵を倒そうとする。
直井
(演:ダニー⦅ザ・50回転ズ⦆)
亜矢の友人。虫に詳しいという理由で、キャンプに呼ばれる。頼りなく、非力。しかし、いざというときには勇気を出して戦う姿勢を見せる。
タケ
(演:岸建太郎)
ドラッグ中毒者。亜矢の彼氏。ネクロゲドロに感染し、薬物の影響もあって頭が破裂して死んでしまう。強欲な男。
田中
(演:島津健太郎)
幸の父親。幸の病気を治すため、ネクロゲドロを村にばら撒いた男。幸のためなら手段を選ばない悪人。