声 - 間宮くるみ
概要
バオバオ大王の部下である小坊主風のロボット。原作には登場しないアニメオリジナルキャラクター。
たこやき屋のおばちゃんを狙うバオバオ大王に造られ付き従っている。自分を作ったバオバオ大王に生みの親としての敬愛を抱いているが、物語後半で自立し「ダメだけど放っておけない生みの親」と認識を改めた。
使い走り、ゴモットモお経詠唱時の木魚叩きのみならず、時として怪獣化させられ戦闘に駆り出されることもある作中きっての苦労人(ロボ)にして作品の最終回への伏線を担うキーパーソンでもある。
終盤ではバオバオ大王が突然失踪して(実際はバオバオ大王の宇宙船事故による記憶喪失なのだが)路頭に迷い、紆余曲折あっておばちゃんのたこやき屋に弟子として加入する。
能力
バオバオ大王が小坊主ロボットとして作っただけあり、小坊主程度の能力しかなく
戦闘では基本的に戦力外。たこやき屋のおばちゃんを縛って木魚のバチで叩いて脅す程度の
悪知恵は利く、また両脚が若干伸縮するが上記のような折檻くらいしか使いどころが無い。
二脚歩行で移動する以外にもホバークラフトのように直立移動も可能、主に足音を立てず
作戦を実行したり逃走時に使用するが最高速度はバオバオ大王の逃げ足と大差ない。
体内に「良い子」と「悪い子」を切り替えるスイッチが搭載してあり、高圧電流などのショックで
入れ替わる。製作者であるバオバオ大王がなぜ搭載したのかは謎だが、バオバオ大王本人
であればドライバーとスパナでも切り替えができるらしい。テンテンが良い子になったことで
真面目に頑張る能力が開花、たこやき屋のおばちゃんに匹敵するたこやき職人となった。
怪獣化すると強敵
バオバオ大王のゴモットモお経で怪獣「テンテンゴモトッモ」に変化。身の丈は数十倍まで巨大化し
のしかかり等の物理攻撃でマントマン5人を返り討ちにするも、新武器を得たマントマン達に敗れ
元の姿に戻った。
厚化粧化すると強敵
宇宙魔女パトラによるパトラ厚化粧によって「テンテン厚化粧」に変化。
こちらもなかなかの巨体、歌舞伎役者のような派手な面立ちで宇宙空間を高速航行し、ウインクで
目からビームを放射。マントマン達の作戦で視界を封じられ敗北し元の姿に戻った、なお厚化粧化は
パトラを怒らせたバオバオ大王に向けられたもの、テンテンの意志ではなく完全にとばっちりである。
末路
おばちゃんと同じたこやきを焼けるまでに腕が上達し、崩壊寸前の縁日星にたこやき屋として派遣され縁日星人との和解に繋がった。後にバオバオ大王・パトラを従業員として雇用するなど最終的に立場が逆転している。