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――かつて歌姫と言われたメカ――


「メカの心って何ですか――――」


概要編集

CV:諏訪彩花

サガエメラルドビヨンドの主人公の1人であり、産業が発達した近代風国家の世界『アヴァロン』で製造された、歌を得意とするガイノイド。正式名称は「D05-72314」、通称「歌姫」。

美しい人間の女性型のメカボディを持ち、その素晴らしい歌声や優しい人格、明るい人間のような感情表現により、人気を博していた。


国家が運営するラジオ番組「ディーヴァチャンネル」や下記の動画等で活躍していたが、博物館からダウンロードした禁止楽曲と呼ばれる曲をラジオで歌ってしまった事が原因で、歌唱能力を封印され、AIとしての機能の多くを消された上に解雇処分を受けてしまう。


「もうこの体ではいられません」


多くの機能を失ったことで以前とは別人のようになってしまった彼女は、もはやかつての歌姫の形態でいられないと判断し、ゴミ集積場から「レトロポッド」というかなり旧式のタイプのメカのスクラップボディを拾い、人間形態のボディを棄てて自分のAIを移殖することにする。


「あなたの体を貸してね。ごめんね」


※ちなみに後に分かることだが、彼女が棄て去った人間形態のボディは「ヴァージニア」と呼ばれるものであり、例えば脚にブレード機能が内蔵されており回し蹴りで多段斬りをするなど、ハイスペックなものである。


その後、博物館にレトロポッドの姿で入館するが、あっさりと館長に追い返されてしまう。


「……ゴメンナサイ。ごめんなさい」


そして途方に暮れていた彼女に手を差し伸べたのは、歌姫時代のマネージャーであったコンスタンティンだった。


「私は、どうしたらいいのでしょう?」


彼はアルビオン王国異世界探索隊の隊長を務めているとのことで、成り行きでその一員に選ばれたディーヴァは「無くした心を取り戻す」という目標を持つようになる。

だが、コンスタンティンの方には別の思惑があるようで…?


ディーヴァ編のシナリオは戦闘の難易度こそ高いものの、「心を探す→心を取り戻す→歌を取り戻す」という解りやすいテーマとなっており、同じくメカ主人公のサガフロンティアT260G人気も相まってか感動したプレイヤーが多くおり、ディーヴァだけシナリオがレベル違いであり優遇されたキャラなのではないかと言われるほどである。

(ただし、T260Gとディーヴァでは同じメカでも設定が作られた時期が四半世紀以上違っていることもあり、T260Gでは「プログラム」にあたるものはディーヴァでは21世紀に入ってから実際に存在するようになった「人工知能(高い学習能力を持っている)」に近いものであり、時代に沿って概念ごとアップデートされているのは間違いない)

特にSTEAM版ではディーヴァ編が体験版に割り当てられていたため、ここから始めたプレイヤーも多いだろう。

ちなみに電撃オンラインの公式HPで行われたキャラクター人気投票では2位のシウグナスにダブルスコアの差をつけて1位で優勝している。



最後にとんでもない展開が待っている。

”「Hey, new world!」”



他の主人公でも登場し、こちらでは禁止楽曲事件が発生していないためか歌姫形態のまま活動を続けている。

ボーニー&フォルミナ編でのみ初対面なのに何の脈絡もなく付いて行くと言い出して仲間に強制加入する。


「歌は……歌えますか――――?」


固有能力編集

  • メカ換装

種族がメカのキャラを仲間にすると、そのキャラを模ったボディに姿を変えることが出来る。ボディごとにステータスと固有技が違っている。

動画編集

ディーヴァ ナンバー5の楽曲「Crazy for Who?」

※下記の動画には禁止楽曲が含まれます。


関連タグ編集

サガ・エメラルドビヨンド ガイノイド

T260G:同シリーズにおけるメカ主人公繋がり。

吟遊詩人(サガエメ):ディーヴァが拾ったレトロポッド形態と同じメカ。

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