概要
本来の意味合いとしては不具合だと勘違いされそうなことに対して仕様である事を告げる言葉であるが、現在ではどちらかというとメーカー側にとって不都合な真実を誤魔化すための返答として用いられることが多い。
例えばゲームに於いて、バグが見つかったとすると、今はネット経由でパッチを当てることが出来るが、昔であればそれを修正する術が、直接カセットなどを交換する以外にバグ修正の手法が無かった。その為、交換に掛かる手間も費用も現在とは比べ物にならなかったため、バグを認める事を基本的に嫌った結果、このような返答をするのだと思われる。
もちろん、この返答でユーザーが納得出来るか、と言うとそうでは無い為、この返答を繰り返すメーカー、及びその作品群の売り上げは場合によっては落ちる事も有り得る。
ちなみにクソゲーの一部は実際にメーカーに問い合わせたところ「仕様です。」という回答があったものもあるのだとか。