曖昧さ回避
概要
主に、心臓内の弁が閉じる音である。
聴診器での主な診察対象の一つ。
心臓が血液を送り出す時に発生するどくんどくんという音。心室が血液で満たされると房室弁(心房と心室の間の弁で僧帽弁と三尖弁の2つ)が閉じて心室が収縮し始めると同時に第I音が発生する。どくんどくんの「ど」の音。
心室が収縮し終わると動脈弁(心室から動脈への出口の弁で大動脈弁と肺動脈弁の2つ)が閉じて血液を溜め込み始めると同時に第II音が発生する。どくんどくんの「くん」の音。
4つの弁が交互に閉じる事で血液が心臓から全身に行き届く。