森永ミルクキャラメル

もりながみるくきゃらめる

森永製菓のキャラメル商品。

概要

森永製菓から発売されているキャラメル商品（ソフトキャンディ）。

1899年から森永におけるキャラメルの製造がスタート。その後1913年6月10日に商品名が「キャラメル」から「ミルクキャラメル」に改められた。この6月10日は「ミルクキャラメルの日」と制定されている。

当初はバラ売りで、大型缶入りのものが発売されていた。小型の缶入りのものも売られていたが、湿度の高い日本の環境ではなかなか管理が難しく定着しなかった。1914年になって紙箱入りの携帯型キャラメルが発売され、以降は2023年現在まで紙箱のものを中心として発売されている。

森永製菓の商品の中では、唯一現在でも旧ロゴのエンゼルマークが記されているなど、まさに社を代表する商品である。

キャラメルのような明るい黄褐色のパッケージが特徴で、表面の図案は昭和以前から大きく変わっておらずレトロな雰囲気となっている。なお、パッケージでは「ミルクキヤラメル」と表記されている。

派生商品に森永ハイソフトなどがある。

関連タグ

森永 森永製菓 キャラメル

• 森永卓郎…「森永」という苗字と、四角い顔の輪郭から、幼少期「キャラメル」と呼ばれからかわれていたことをテレビ番組などで語っている。
• 小川未明…森永ミルクキャラメルを題材にした「飴チョコの天使」という作品を執筆している。
• 山田詠美…森永ミルクキャラメルのパッケージに書かれている「風味絶佳」と同じタイトルの短編集「風味絶佳」を発表しており、単行本の表紙も本商品をモチーフとしたものとなっている。