涼月・ディートリッヒ・シュルツ
すずつきでぃーとりっひしゅるつ
〈猋〉の小隊長にして突撃手(スターマン)。コードネーム「黒犬(シュヴァルツ)」。通称「対甲鉄拳(パンツァーファウスト)の涼月」。
黒髪短髪に黒眼、ヘビースモーカー。貧乳の少女。
オイレンシュピーゲルでは14歳だったが、テスタメントシュピーゲルで誕生日を迎え、15歳になる。
短気で目立つ敵にはすぐにつっかかる、無類の一騎打ち好き。
父親はトルコ系移民、母親はオーストリア貴族。先天性の末端神経障害のため、物を掴むことも歩くこともできずにいたが、娘の障害を認めなかった両親が医師に見せなかったため病状が悪化。逃げ出して病院まで這っていき、機械化児童となる。
過去の体験からか「幸福な家庭」を心の底で渇望しており、自分が得られなかった「幸福な家庭」に育った人間に、激しい嫉妬と劣等感を抱えている。
14歳にしてヘビースモーカー。銘柄はショートホープ(=「はかない希望」)。「A.S.A.P(=As Soon As Possible: 可能な限りさっさとやれ)」の刻印入りジッポーを愛用している。
こっそり受験勉強している(得意科目は語学)。
実は整理魔。乱視が入っており、非番時は眼鏡っ子である。
特甲
レベル1・B 名称不明
超振動型雷撃器を両手足に内蔵した漆黒の特甲。
雷撃機以外には装備は無く、攻撃方法はシンプルに拳による打撃のみであり、有効射程や攻撃範囲の面では他の特甲児童達の装備に劣る。
だがインファイターとして涼月が持つ天性の素質と勘、運の良さ、そして陽炎+夕霧の連携によって高い制圧力を発揮する。
涼月曰く転送時に「しっくり来る」ように形状の変化が可能であり、現場に応じて装備を微調整することが可能となっている。
レベル3 『咆哮せし黒き猟犬(ガヤルド)』
劇中で最初に転送されたレベル3特甲であり、使用回数も最も多い。
設計者はアデライード・白堊・ファーレンハイト。名称は『オイレンシュピーゲル』の挿絵担当である白亜右月氏のラフに書かれていたものをそのまま流用している。
大型の雷撃機を持ち、涼月のレベル1・Bの上位互換とも言える性能だが、威力は桁違いであり大型犠脳体兵器すら拳の一撃で跳ね飛ばす程。また、抗磁圧によって打ち出した衝撃を「釘」の形として留めておく事が出来、幾重にも重ねる事によって破壊力の相乗が可能となっている。
特甲兵器の完成形であるレベル4に最も近い、とされているが詳細は不明。
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コメント
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スプライトシュピーゲルの雛×水無月のバレンタイン絵を見て触発され、オイレンシュピーゲル側の涼月×吹雪でバレンタインSSを作成。短期間で突発的に書いたので誤字脱字クオリティは残念かもです(゜Д、゜) ■追記コメレス:初のシュピーゲル二次小説がこんなもので申し訳ありません、そしてありがとうございます!私は冲方さんに影響されてSS書きになったので、今後もこの文体を頑張りたいと思います。4,357文字pixiv小説作品BITTER/JITTER/LIPPS
本作は冲方丁先生の『シュピーゲルシリーズ』の2次創作作品です。 過去に書いたバレンタインネタ――自分が初めて書いたシュピーゲル2次創作(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=185456)のリメイクです。甘々なチョコレートを巡るやり取りのお話。 ここまで長くひとつの作品に夢中になるとはトラクルおじさんにも見抜けなかった事でしょう…6,223文字pixiv小説作品