『オイレンシュピーゲル』と『スプライトシュピーゲル』の2つの作品にまたがって展開されている冲方丁のライトノベルである。
また『オイレン』『スプライト』2作の集大成として、角川スニーカー文庫より『テスタメントシュピーゲル』が刊行されている。
これら作品群をひっくるめて『シュピーゲル・シリーズ』と称す場合もある。
なお冲方は『テスタメント』をもってライトノベルから『引退』すると宣言している。
レーベルこそライトノベルながら、題材は退廃的・暴力的なサイバーパンク調であり、また「クランチ文体」と称される実験的な文体は初見の読者を戸惑わせる。