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秋月かすみ

あきづきかすみ

あかべぇそふとつぅが制作したアダルトゲーム『魂響』のヒロインの一人。
目次 [非表示]

出会った以上、倒さねばなりません。人の兄も襲ってくれたことですし


※この項目には重大なネタバレ情報を含んでいます

概要編集

主人公である秋月冬馬の義妹であり、冬馬の実妹である那美の義理の姉。

怨霊などを退治する霊能力者「霊狩人」の一族である秋月家の当主を務める。


プロフィール編集

身長157cm
血液型A型
誕生日1月23日
好きなこと食べること
一人称
主人公の呼び方冬馬
好きなこと焼き芋(季節問わず)
CV風音


人物編集

元は分家である葉斑(はまだら)家という一般家庭の出身で、霊狩人とは無縁の生活を送っていた。

しかし幼い頃にかすみの実の両親が交通事故で他界したあと「巫妖還り(ふようがえり)」という特殊な力に覚醒していることから本家に引き取られ、冬馬と那美の両親死去後に当主となる。


戦闘能力編集

龍駆石は全長2m、重量17kgの大刀「重鋏刀(リッパー)」

赤みを帯びた刀で、身体能力を向上させるほか、体感重量1.6kg、慣性重量70kgにまで変化することができることから、戦闘では前衛として活躍する。

この力に加えて秋月家三兄妹のなかで最も早く「巫妖還り」に覚醒したこともあり、冬馬からは天才と評される。

中盤以降は日本刀に持ち変えるほか、後述(ネタバレ)の理由で那美の龍駆石である霊糸「支配者(シーカー)」を使うことができた。

また、操られて一時的に鬼の霊剣(禍曲剣)を使うこともあった。


巫妖還り編集

巫妖還りによって得た力は「魂の離脱と再結合」で、肉体から魂が抜け出ても死なず、他のものに憑依できるという力。

かすみはこの力で一命を取り留めることになるが……


性格編集

しっかり者で、原則として身内であっても敬語で話すが、所々くだけた口調になることもある。

当主として冬馬や那美に対して厳しく接しているが、内心では二人を家族として大切に思っている。

特に冬馬への思いは家族愛を超えており、ゆくゆくは冬馬を当主にするべくその鍛錬に執念を燃やしている。

このため、同じく兄への愛情が家族愛を突破している那美とよく取り合いをするほど。

食べることが好きな様子で、自分の食べ物を勝手に食べた兄に制裁したりする。

その一方、歌は音痴で、冬馬とカラオケに行った際にはあまりの音響兵器っぷりに大笑いされてしまった。

また、からわかれることに耐性がなく、特に恋愛事にはウブ。

そのせいもあってか、からかい魔である九重真咲を嫌っている。


兄の呼び方は序盤及び自身のルートの終盤(ネタバレ参照)は「冬馬」

那美が鬼の剣に貫かれて死亡した中盤以降は当初の刺々しい態度から多少甘えが出るようになり、呼び方も「兄さん」に変わる。






以下ストーリーネタバレ編集

甘えの真相編集

作中序盤で冬馬、かすみ、那美の三人がかりで戦った鬼との戦いで冬馬、かすみは負傷、那美が死亡した。

この戦いから1年たった中盤以降の時点においても、かすみは完全回復しておらず、専用武器である「重鋏刀(リッパー)」を使うことができないまま、日本刀で戦う有様であった………

しかし、ある戦いで窮地に追い詰められ、かすみは那美にしか扱えないはずの武器、霊糸「支配者(シーカー)」を使い、その場を切り抜ける。

じつは那美は「巫妖還り」に覚醒しており、この力を用いて序盤の鬼との戦いの際、鬼の剣の力で魂が抜けてしまったかすみの身体に那美の魂が入ることで生存していたのだった。

このため、中盤以降のかすみは本物ではなく、かすみに成り代わった那美である。

序盤の鬼との戦いの1年後である中盤以降、かすみの態度が多少幼くなったり、兄への呼びかけが「冬馬」から「兄さん」に代わったのはこのため。(ちなみに那美は兄のことをお兄ちゃんと呼ぶ)

無印版とリメイク版では那美がかすみになった鬼との戦いの経緯とその後のストーリーが異なっている。


無印版編集

鬼との戦いで偶然那美は鬼に殺されて肉体的には死亡するが、その戦いでかすみの魂は鬼が使っていた禍曲剣に吸い取られてしまったため、その空いた身体に那美の魂が憑依した。

那美はその真相を隠し、かすみに成り代わって兄と接するが、実はかすみの魂は禍曲剣のなかで生きていた。

かすみルートでは禍曲剣のなかで狂気に囚われたかすみは、元々あった冬馬への恋心を執着心に変え、己の身体を使って兄と仲良くする那美への強い嫉妬と憎悪を持ち、兄を殺して一つになろうとする。

それを阻止しようとした那美と一対一で肉体をかけての争奪戦を繰り広げた結果、かすみは敗北。

かすみは正気を取り戻した後に那美にすべてを託して消えていき、那美は兄に真相を隠したままかすみとして暮らすことになる。

かすみ本人が元の体を取り戻すルートはなく、事実上那美エンドといえる。


リメイク版編集

かすみの身体を手に入れたのは偶然ではなく意図的で、かすみの魂が禍曲剣に入ることも含め、那美が全て仕組んだことであった。

その理由は血がつながらず、己よりも美しい容姿を持つかすみに嫉妬し、その身体を手に入れて兄と結ばれようとしたこと。

しかし、無印版とは異なって今度は那美が禍曲剣の狂気に深く囚われ、兄と一つになることを目指して兄を殺そうとする。

一方、禍曲剣に吸い込まれたかすみの魂は正気を保っており、かすみルートでは那美を説得しようとするが、その願いは届かず、かすみも冬馬を守るため無印版と立ち位置が逆転した形で肉体争奪戦を繰り広げる。

そこに真相を知った冬馬も参戦し、那美の狂気は浄化され、冬馬とかすみへの謝罪に泣き叫ぶ。

その後はルートによって異なる。

・かすみの魂は消えてしまい、正気に戻った那美がかすみの身体を引き続き使って兄と結ばれるルート

・那美の魂は消えてしまい、元の体に戻ったかすみが兄と結ばれるルート

・かすみと那美がかすみの身体を共用し、兄と結ばれるルート

・序盤に死んだはずの那美の身体まで復活し、かすみもしくは那美が本来の身体で兄と結ばれ、秋月家が元通りになるルート。

なお、リメイク版であってもかすみルート以外ではかすみの魂は肉体に戻っていないため、他ルートのかすみは実質那美のまま。



関連タグ編集

あかべぇそふとつぅ(発売元)

秋月那美(義理の妹であり、戦闘ではコンビを組む仲。しかし兄を巡って骨肉の争いを繰り広げる)

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