概要
物語は十八世紀末のロンドンに暮らす若き賭博師のラザルス・カインドがカジノで勝ちすぎてしまったことで手に入れてしまった奴隷の少女リーラとの物語。
登場人物
主人公。ロンドンに暮らす賭博師、「負けない」「勝たない」をモットーにその日暮らしを続けている。元は孤児で養父に拾われその影響から賭博師になった。
ヒロイン。ラザルスがひょんなことから手に入れた褐色肌の奴隷。喉が焼かれ喋れないようにされている。この国の言葉の読み書きはほとんどできない模様。
ラザルスの友人でストリートファイトで生計を立てる拳闘士。豪快な性格をしている。実在の人物であるジャック・ブロートンがモデル。
ラザルスの元恋人で女賭博師。かなりの腕利きで『ヴァージン』という異名を持つ。
ラザルス達が偶然立ち寄ったノーマンズランドの村の地主。ひょんなことから旅行気分でラザルスについていくことになる。
トワイニング家に仕えるメイド、主人のエディスのために昔から努力している。
ロンドン裏社会の大物で男性名だがれっきとした女性。実在の犯罪者であるジョナサン・ワイルドの後継者と言われている人物。