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東方求聞口授の編集履歴

2014-03-02 02:43:16 バージョン

東方求聞口授

とうほうぐもんくじゅ

東方Projectの書籍作品の名称。正式名称は『東方求聞口授 ~ Symposium of Post-mysticism.』。

概要

一迅社より、2012年4月27日にA5判 1,800円(税込)で発売。

当初は2012年1月26日に発売を予定されていたが、数回にわたり延期された。



東方Projectの新作書籍が新たに登場。『東方文花帖』『東方求聞史紀』『グリモワールオブマリサ』に続き、今回も1冊丸ごとZUN氏による完全新規書き下ろし!

対談集? 設定資料集? 新しい“東方Project”のカタチ

また、『東方風神録』から最新作『東方神霊廟』までのキャラクターを完全紹介。

というように、東方求聞史紀の第二弾的資料集となっている。

ただしキャラクター資料に関しては下記の対談を中心に掲載しているため、対談に関係のない比那名居天子永江衣玖姫海棠はたて綿月豊姫綿月依姫レイセン茨華仙(茨木華扇)については記載されていない。

また、犬走椛キスメについても新聞記事での登場のみで正確なキャラクター紹介のページは設けられていない。

ただし、姫海棠はたては自身の執筆による「花果子念報」が作中及び巻末に資料として登場(詳細は後述)しており、比那名居天子、永江衣玖、茨木華扇、犬走椛、キスメは同じく資料として登場する「文々。新聞」記事中や先述の「花果子念報」記事中にそれぞれ登場する。



幻想郷の信仰と妖怪退治をめぐって、3つの勢力が主張を戦わせあう!

神道、仏教、道教……彼らの話し合いが行きつく先とは!?

人間の安全は大丈夫なのか? そもそも結論は出るのか? 最初にキレるのは誰か?

全六部に渡る対談で幻想郷の未来が決まる!


ZUN氏曰く、東方求聞史紀と同じような資料集ではつまらないため、新たに豊聡耳神子聖白蓮八坂神奈子稗田阿求により招待され、司会:霧雨魔理沙と書記:稗田阿求で5人が幻想郷の価値観や概念、制度や実情に関して話し合う(確認し合う)話が追加された。

特に主張を戦わせるようなことはないが、人間側の豊聡耳神子と妖怪側の聖白蓮とは意見がよく対立する。

もちろん、最初にキレるのは例のあの人である。


幻想郷縁起』『文々。新聞』『花果子念報』などの豊富な資料を交えて議論に花を添える。

巻末では最近の幻想郷の事件として『文々。新聞』『花果子念報』が記載されている。特に本編と深い関係はない。しかし幻想郷における異変や日常、文化、歴史などが一部ながら紹介されているため、作品内部の登場キャラクターから見た東方Projectの世界観を先述の対談と合わせて知ることが出来る貴重な資料でもある。

掲載資料も年代が幅広く、新しいものでは第百二十六季(126季)に刷られたクリスマスと霍青娥にまつわる記事(文々。新聞)、古いものでは第七十八季(78季)に刷られた軍人将棋と犬走椛が登場する記事や、第九十五季(95季)に刷られた妖怪の山と茨木華扇にまつわる記事(いずれも文々。新聞)など、過去から現在に至る幻想郷の歴史の一端を垣間見ることが出来る。

(なおWin版第一作である『東方紅魔郷』における紅霧異変は、『東方文花帖』に掲載された文々。新聞の記事によれば第百十八季/118季での出来事である)


関連タグ

東方Project 東方 求聞口授

主な登場キャラクター

八坂神奈子 聖白蓮 豊聡耳神子

稗田阿求 霧雨魔理沙 博麗霊夢

設定・キャラクター関連

幻想郷縁起 文々。新聞 花果子念報

鳥獣伎楽 魔人経巻 四猿ちゃん

チーム求聞口授

その他の書籍作品(おもに漫画・小説以外)

東方文花帖 東方求聞史紀 グリモワールオブマリサ

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