概要
東方Projectに登場するパンクユニット名。
ミスティア・ローレライと幽谷響子の二人組を指す。幽谷響子がボーカル、ミスティアがギター担当である。
書籍作品東方求聞口授の中で明かされた。
その音楽は「騒音としか思えないノイズたっぷりの爆音、メッセージ性の高い歌詞と音程を無視したシャウト系の音楽」と表現される(※射命丸文評)。
人の寝静まった夜中にたびたびゲリラライブを行っており、若い妖精や妖怪に人気があるらしい。ライブの様子は口授の後半P156にある文々。新聞に載っており、単語の読みもその新聞内で書かれている。
だが、夜中に開催されているため近隣からは騒音被害の苦情が多く寄せられている。
なお、響子が修行している命蓮寺の住職である聖白蓮はこのことを知らなかったが、作中、霧雨魔理沙の告げ口により発覚した。先述のとおり夜中にシャウトとあってはさすがの魔理沙も「眠れない」と苦情を述べ、門下の修行僧である響子が人様に迷惑をかけていることを白蓮は知った。さらにミスティアのことも重ねて教えられたため、『求聞口授』の対談後、発見次第二人仲良く目一杯しばかれる予定である。
また八坂神奈子も彼女たちの歌を聴いているのだが、「聞くに堪えない断末魔の様な声」と、こちらも酷評である。
年末の幻想郷の風物詩では第9回で初登場して、優勝を果たしている。東方キャラでは古株のはずのミスティア・ローレライが意外にも東方M-1初登場であった。第12回と第16回にも出場している。キャッチコピーは「おはようございます!!(読み方はおざっす)」→「ありがとうございます!!(読み方はあざっす)」なお、この時は「鳥獣喜楽」としている。
出演
漫画『東方茨歌仙』16話では花見の席に二人がモブとして描かれた。だがその時に呑んだ茨木の百薬枡に注がれた酒の副作用で鳥獣伎楽の音楽活動が荒れてしまう。……まぁある意味で平常通りとは言える。
また、20話では酉の市に出店したミスティアを響子が手伝っている。comicREX・14年8月号に掲載されたこの回の番外編でも二人で登場した(セリフ有り)。
漫画『東方鈴奈庵』の読み切りでは、本居小鈴の語る「妖怪おとぎ話」に特別出演として命蓮寺の面々やプリズムリバー三姉妹とともに出演している。ただしここでは他の人物同様小鈴の語るおとぎ話のイメージ上の演者として出演しているだけである。
台詞はともかく会話などはないものの、二人のノリのよさと、まるでそのノリに付随するテンプレであるかのようなオチは、端役ながら主演の白蓮に負けない印象を与えるものである。
カップリングタグとしての「鳥獣伎楽」
pixivでは二人のカップリングタグとしても用いられており、その場合「ミスティア×響子」ないしは「響子×ミスティア」と同義である。
基本的に人格者のミスティアに対し、響子の方が精神的に幼く描かれることも多い。
関連イラスト
パンク的煽り
近年の幻想郷のアーティスト事情から、こんなジョイントにも期待。
関連タグ
二次創作
幻想郷音楽隊 (東方Projectに登場する音楽に関連したキャラ達による二次創作グループ)
鳥獣伎楽うごイライブ (pixivの機能である「うごイラ」を用いた作品)