概要
「え…出撃ですか…ほんとに?」
ぱっつんな髪型と眠たげな表情、それに輪をかけて気だるげな口調が特徴のダウナー系艦娘である。ひきこもりたがり(沈没こそ免れたものの第四艦隊事件後の修復に長い時間が掛ったためか)。
コミュ障気味なのかセリフ全般が短く、長いものも途中で一度止めないと話せないなど、艦娘の中でも目立って消極的な性格をしている。
しかし根暗というわけでもなく、面倒そうでも応対は意外と素直。臆病な一面こそあるものの、戦闘も頑張ってくれるなど、良い娘である。
「明日から本気出す、から……見てて」
どこかおとなしい猫を連想させ、保護欲をくすぐるその性格から、俺の嫁ならぬ「俺の娘」認定をする提督も多く、吹雪型の中でも人気があったりする。が、ゲーム内では触られるのを嫌がることも…
しかし、ケッコンカッコカリをする事により提督LOVEの本心を垣間見ることが…!?
公式コミック
公式の4コマ漫画、『吹雪がんばります!』では吹雪、白雪、深雪達と一緒にレギュラーを務めている。
特に対照的な性格の深雪と一緒にいる事が多く、寮の部屋も同室。また物知りな面もあり、しばしば解説役としても活躍する。
史実を反映(後述)して木の枝にぶつかり痛がっている叢雲に気に掛ける等優しい所もあり、叢雲自身も「私に何かあったら来てくれるでしょ?」と初雪を信頼している。
エイプリルフール回では扉絵でキラキラしており、早起き、掃除、訓練等に励み4コマのタイトルよろしく「初雪毎日頑張りま…」と言いかけた途中で吐血するといった体を張った頑張りを見せた(深雪曰く「自分の体に嘘はつけない」)。
戦艦や重巡洋艦等の先輩方によく抱きついたり、大鳳の両脇の下に手を突っ込んだりといった少々甘えん坊(?)な所も。
また、望月とはお互いに通じるものを感じ取り、固い握手を交わした他、公式のプレイ漫画の『艦々日和』では一緒にだらけている場面も。
史実
上記の第四艦隊事件の際には那智が破断した艦首部分を曳行しようとするも失敗。艦首にあった電算室の暗号解読表を機密保持するため、そのまま那智が海没処分させた。
翌日、船体は羽黒に曳行され応急修理した後、舞鶴にて艦首部分の新造修復を行った。
自己紹介にて「緒戦の作戦に…いっぱい参加しました…。輸送任務とかも…ん…がんばる……」と言っているように史実ではミッドウェー、ソロモン、マレー沖、バダビヤ沖など様々な海戦で活躍した事から、本当に本気を出すと凄い…かも知れない。
また、同型艦の白雪と共に各地で活躍、サボ島沖海戦にて重巡洋艦の衣笠と共に奮戦、叢雲搭乗員の救助(そして叢雲の雷撃処分)等も行い、最期の任務となったラバウルからブインへの物資輸送時には望月と組んでいたのだが、残念ながら『艦これ』内では特に絡みは無い。今後に期待したい。
余談
初雪の名前は後に海上自衛隊の汎用護衛艦、『はつゆき型護衛艦』のネームシップとして受け継がれている。
※イメージ
pixiv上では、同じしばふ艦隊の北上と髪質が似ているためか一緒に描かれる事もあり、大井からも目を付けられている…?
その他の用例については初雪を参照…です…よろしく。