「フハハハハハ、故国の日本を死に場所に選べるとは、お前も、運のいい男だ。やれいっ‼」
CV/池水通洋
『仮面ライダーストロンガー』に登場した、大首領直属のデルザー軍団に所属する凄腕の剣士。
最高幹部マシーン大元帥、磁石団長と並んで、エリート揃いのデルザー軍団内でも上位に位置する(『仮面ライダーSPIRITS』ではJUDOと直接コンタクトを取る暗闇大使が「デルザーを統括するもの」と位置付けていた)。
この3人については上位の改造魔人とも、それより上位の半機械人とも呼ばれる。
『仮面ライダー図報』や『全怪獣怪人大図鑑』などの書籍によると、バイキングの血を引く魔人とされる(バイキングは伝説上の怪物でないが、その事は気にしてはいけない…)。掛け声は「カチュー!!」。
長剣と短剣の二刀流で戦い、この二刀を組み合わせて放つ「高速熱線」が必殺技。
誇り高く仲間想いの一面もあり、ジェネラルシャドウの犠牲により宿敵である城茂を拉致した後、彼の仇を撃とうとする発言も見られ、逆に仮面ライダーストロンガー達に捕えられた時は命乞いをする磁石団長とは違い「もう諦めよう…」と呟いていた。
仮面ライダーXと仮面ライダーアマゾンとの2対1の戦いでもよい戦いぶりを見せる実力者であるが、仮面ライダー1号との一騎打ちで敗れてからは見せ場がなく、岩石大首領によって召喚された再生荒ワシ師団長と再生ブラックサタン奇械人部隊と共闘する中、6人ライダーによって倒された。
成井紀郎氏の漫画では、「よろい剣士」の名で、仮面ライダー2号と仮面ライダーV3を完膚なきまでに叩きのめす実力を披露したが、7人ライダーの必死の特訓で能力を強化した彼らにはかなわず、2号とV3のライダーダブルキックにより爆死した。
仮面ライダーSPIRITS
サザンクロス体内(外殻部?)にて他の2と共に修復されている最中で、今の所まだ、戦線には復帰していない。