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夜戦バカの編集履歴

2014-06-21 01:56:29 バージョン

夜戦バカ

けいじゅんようかんせんだいがたいちばんかんせんだい

頭の中は夜戦でいっぱい

何?概要?

軽巡洋艦娘川内は事あるごとに夜戦を求める。

  1. 図鑑の紹介にて「熟成された軽巡の魅力、たっぷり教えてあげるから。もちろん、夜戦でね!」
  2. 登場時から夜戦をしたがってる。
  3. 話しかけると「何?夜戦?」と言ってくる。
  4. 彼女を秘書艦娘にしてる状態で別艦隊を遠征していたりする度「早く夜戦~!!」とおねだりしてくる。
  5. 出撃すると「絶対夜戦してよね…、約束だよ?」と猫撫で声で言ってくる
  6. 夜戦が始まると「待ちに待った夜戦だーっ!」と歓喜する。
  7. 夜戦時には「さぁ、あたしと夜戦しよ?」と誤解を招きそうなセリフを言う。

とまぁこんな具合。

「夜戦するときは俺を外すな!!」と豪語する軽巡等もいるが、それらと比べてもとにかく夜戦が大好きな子である。というか夜戦したがりにもほどがある。


なぜ夜戦好き?

実際に川内が参加した戦闘のほほ全てが夜戦だったからである。

また、艦これの生みの親、田中プロデューサーが川内ちゃんの台詞を書いているとき、眠かったので同じことばかり書いてしまったからでもある。


肝心の夜戦力は

そうでもない。

そうでもない。大事な事なので二回(ry

確かに彼女は夜戦では強い、強いのだが同じ夜戦得意の重巡より強いというわけでもない。

そもそも川内に限らず、軽巡娘自体夜戦が得意で、その中で彼女がとびぬけて夜戦がうまいということもないのである。

しかもあれだけ夜戦をおねだりしておいて戦闘で大破し、肝心の夜戦で彼女だけ参加できないという残念なことも多い(もっとも軽巡・駆逐全般に言えることではあるが)。

一応、ほかの一般的な軽巡と比べると対空・装甲・耐久といった防御系のステータスがやや高いので、昼戦で大破して夜戦ができなくなる確率は少し低いが……。

艦これ始めました。

でも、夜戦する時はちゃんと軽巡としての仕事はこなすので、たくさん夜戦させてあげてください。

魚雷2~3基装備で雷撃カットインを狙うか、主砲2基で手堅く2回攻撃してもらうかは、提督のお好みで。また改装して3スロになれば、砲熕兵器ガン積みの砲撃カットインも狙える。


そして、まさかのオール夜戦装備の改二が実装された。

しかもこの内一つは、新装備かつ川内しか現状持ってこない。

夜戦で効力を発揮する雷装と、大破による戦力外化を避けるための耐久・回避が高めとなり、本当に夜戦に特科した軽巡となった。


夜戦バ艦隊

やたら夜戦に執着する艦娘を集める提督がいるようである。

今のところ有力な候補は川内天龍古鷹鳥海

現在候補探しが続いている。


実際の夜戦バカ

大日本帝国海軍

そもそも川内ちゃん一人でなく、帝国海軍自体が相当の夜戦バカであった。

すでに第一次世界大戦の頃には症状がかなり悪化していて、あの小沢冶三郎がジュットランド沖海戦に参加した英独双方の指揮官に対して「なぜ夜戦を挑んで戦果を拡大しなかったのか」と質問していたりする。

第二次世界大戦太平洋戦争)の頃になると、もう相手が潜在力で圧倒的なアメリカだったため、ますます夜戦を挑んで不利を覆そうと躍起になり始める。

水兵の夜間視力を高めるためニンジンを食事に出していたのは有名な話。

事実、第一次ソロモン沖海戦ではルンガ泊地近辺が島影・岩陰が多く当時のレーダーが使いにくかったのに対して、日本海軍の見張り員は先に米艦隊を発見、攻撃に成功している。


だが、実際にはそれが効力を発揮したのは緒戦の東南アジアでの戦いだけ。

戦闘では対象を収めたとされる第一次ソロモン沖海戦も、肝心のルンガ泊地の輸送船団には手もつけず。

以降はアメリカのレーダーの性能が一気に向上し、むしろ夜戦でボコボコにされるのは日本海軍の方になった。

それでも夜戦なら自分たちの方が上だと根拠もなく過信していた


唯一、駆逐艦だけのネズミ輸送隊で米海軍の重巡5隻を廃艦寸前にした(重巡ミネアポリスなど、乗組員の目の前を切断された自艦の艦首が漂流していくところを目撃している)ルンガ沖夜戦は、日本側は多大な戦果を上げながら追撃して戦果を拡大しなかったとして指揮官の田中頼三を更迭してしまうのである。

実際には、参加した艦のうち旗艦の「長波」と「高波」を除いて輸送任務のため魚雷の自動次発装填装置をはずしており、再攻撃のためには取り扱いの危険な酸素魚雷を人力で装填するしかなかったのである。

要するに追撃自体ではなくその準備が非常に危険であり、そもそも輸送任務中だったことから不要なリスクは回避するべきという論理的な結論だったわけである。

そのため田中提督の評価は当時の日本で低く、アメリカですさまじく高かった


一方、性格の上で川内ちゃんに迫る夜戦バカと言えば重巡洋艦鳥海艦長早川幹夫大佐である。

「ガ島米軍上陸す」の一報に三川軍一中将がルンガ泊地急襲(第一次ソロモン海戦)を決めたとき、夜戦が出来るから参加を決めたフシが強い

さらに戦闘中、探照灯照射という盛大な死亡フラグを立てておきながら、鳥海は第二砲塔に被弾し使用不能になるも、艦橋基部に命中した敵弾は不発とへし折りやがった

しかも早川艦長はルンガ泊地再突入を三川中将に具申している

三川中将や参謀の神重徳が彼の2/3ほども夜戦バカが悪化していたら、ソロモンの戦いの様相は少しでも違っていたかもしれない。

艦これの鳥海ちゃんは「夜戦夜戦」言わないが、実際に夜戦させればカットイン攻撃で容赦なく敵を黙らせてくれる。また、この戦いには天龍ちゃん無理矢理参加したりしている。


河内源氏

日本有数の武門は同時に史上稀に見る夜戦(とか奇襲とか)大好き一族でもあった。

保元の乱では後白河天皇方の源義朝崇徳上皇方の源為朝がそろって夜戦(夜討ち)を主張している。結果的には採用した側が勝利を得ている。

さらに平治の乱冒頭では藤原信頼を擁した源義朝らの軍勢が深夜に院御所などを襲撃、一ノ谷の戦いと屋島の戦いではいずれも源義経が深夜~早朝に戦端を開いている。


熟成された関連タグ

川内(艦隊これくしょん) 軽巡洋艦娘 夜戦/夜襲

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