朝潮(艦隊これくしょん)
あさしお
概要
黒髪ストレートないわゆる委員長タイプ(とは言え、艦橋の背負い方がランドセルそのものな為、見た目はほとんどJS。これは朝潮型駆逐艦娘共通の特徴)の駆逐艦娘。外見的にも正統派主人公といった感じだが、それゆえ他の個性的な艦娘に埋もれている部分も否定出来ない。
性格は見た目通りの生真面目で、喋り方も敬語を用いているせいで余計に硬い。
しかしながら帝国海軍において朝潮型はその後の艦隊型駆逐艦の礎となるほど完成された艦であり、自己紹介やMVP時の台詞からもその自信をうかがえる。この朝潮型の小改良型が陽炎型である。
史実では1943年3月のダンピールの悲劇にて妹の荒潮諸共轟沈した。
この時、生存者の救助中に敵艦載機からの襲撃を受けた為、轟沈時の台詞もこの事に準じるものとなっている。
公式スレではイラストのポーズがギラ・ドーガに似ているとの発言もあったが…(お察しください)
だが、ポーズ自体は見方によっては主人公っぽいポーズであるし、大人数で並んだ中で朝潮がセンター(中央)にいると中々カッコイイところもあるのが、あるニコニコ動画作品で確認できる。
なお、放置ボイスとして「司令官が待てと言うなら、この朝潮、ここでいつまででも待つ覚悟です!」という台詞が追加されたのだが、このあまりにも提督に忠実な姿がよくしつけられた犬を連想させるのか、忠犬扱いされる事が増えたようだ。→忠犬朝潮
「島風 つむじ風の少女」
コミカライズ「島風 つむじ風の少女」では主要キャラクターに抜擢。
問題児的な言動が多い島風を度々諌め、反発されて「優等生」と皮肉を言われるものの、それは島風の事を気遣ってのことだった。
第2話では島風共々ボロボロになりながらも共闘して深海棲艦を撃破し、友情らしきものが生まれている。
それでも互いに歩み寄るには程遠く、後に演習で双方命令を無視しての一騎打ちを行うほどに決裂するが、その後お互いの気持ちを素直に打ち明け合い、和解。以後は親友と呼べる間柄になった。
なお胸のタンクは島風より小さいようだ(その島風も大概だが)。
島風と並ぶもう一人のメインヒロイン、島風を主人公と見れば完全にメインヒロインという非常に大きな扱いを受けているので、朝潮ファンは是非チェックしておきたい。
その他・備考
『艦これ』でのモチーフとなった駆逐艦朝潮は2代目にあたり、先代は白雲型駆逐艦2番艦である。
旧日本海軍の後継組織となる海上自衛隊にも、3代目はあさしお型潜水艦1番艦、4代目ははるしお型潜水艦7番艦の艦名として受け継がれている。
特に、はるしお型潜水艦「あさしお」は現在は前線を退いて練習潜水艦として今なお現役であり、スターリングエンジンなどの先進潜水艦技術のテストベッドとしての役割が与えられ、後輩のそうりゅう型潜水艦の礎を築いた。
ちなみに同型艦にはあらしおがいる。
潜水艦なのでスク水を着た朝潮ちゃん