詳細
ズ集団よりも格上の強さを誇る、中級のグロンギの集団。特殊な能力を使用する個体が多い。劇中では未確認生命体第14-21号、23-36号までのグロンギが属している。
ズ集団がゲゲルに成功する事でこの集団に昇格し、更に難易度を上げたゲゲルに成功する事で上級のゴ集団へ昇格できる。
ガリマが「数に拘ってばかり」と発言している事から、本来はズ集団同様ノルマの時間と人数さえクリアすれば昇格できるようだが、メ・ガルメ・レ以降の怪人はゴ集団を意識した「ルールを上乗せした上でのゲゲル」を行う様になる。
ガリマのゲゲルの際、ラ・バルバ・デが「メで残っているのはお前だけ」と発言している為、ズ集団と違って全メンバーが戦死した模様。
なおバルバの持つ組織図にはアルマジロをモチーフとしたかのようなタトゥーも載っていたが、該当する怪人は存在しない。
外見
ベルトのバックルとプロテクターが暗い銀色をしているのがメンバー共通(集団の名前は恐らく「メタル」が由来と思われる)。ズ集団出身でもメ集団に入る事でこの色に変わる。
人間態はズ集団よりも奇抜な服装をしているメンバーが多い。
劇中で登場したメンバー
15-20号、27-30号、32-33号、35号は未登場。
メ・ガリマ・バ(未確認生命体第36号)
リーダー格に当たるカマキリ種のグロンギ。人間態は怖そうな雰囲気の女性。
細身ながらも鋭い大鎌を武器として扱う。ゴ集団への昇格を狙っている。
メ・バヂス・バ(未確認生命体第14号)
メ集団で最初にゲゲルを開始したスズメバチ種のグロンギ。人間態は金色の服を着た青年。
高空を飛行し、右腕の針を発射して標的を撃ち抜く。複眼はクウガの正体も見破る。
メ・ギイガ・ギ(未確認生命体第21号)
水のある場所を中心に活動したイカ種のグロンギ。人間態は尖った帽子を被った白服の男性。
相手に当たると爆発する墨を口から吐く。柔軟な身体は如何なる打撃も無効化する。
メ・ビラン・ギ(未確認生命体第23号)
血の気の多いピラニア種のグロンギ。人間態は様々な色に髪を染めた青年で、ザインとは険悪な間柄。
両腕の鋭い鰭による斬撃と牙による噛み付きを攻撃手段に持つ。無論水中でも活動できる。
メ・ギャリド・ギ(未確認生命体第24号)
大型トラックを運転できるヤドカリ種のグロンギ。人間態は奇抜なメイクの不気味な男性。
反安全運転でゲゲルを行い、「バックします」の音声と共に相手を轢き殺す。
メ・ガドラ・ダ(未確認生命体第25号)
身体に多くの傷があるトラ種のグロンギ。人間態は顎鬚を生やした男性で右眼に傷がある。
メリケンサックと鎖が武器の肉弾戦派。メ集団では珍しく、特殊な能力は見当たらない。
メ・ギノガ・デ(未確認生命体第26号)
毒々しい風貌をしたキノコ種のグロンギ。人間態は中性的な雰囲気を持つ女装の男性。
相手に接吻する事で致死性の胞子を体内へ直接送り込んで相手を毒殺する。
貧弱な体質で肉弾戦は不得意だが、一定量のダメージを受けると身体や能力が強化される。
メ・ガルメ・レ(未確認生命体第31号)
ズ集団から昇格したカメレオン種のグロンギ。人間態は髪を白く染めた青年。
身体を透明化して姿を消し、伸びる舌で攻撃する。かなりの毒舌かつ自信家。
メ・ガベリ・グ(未確認生命体第34号)
猟奇的なペリカン種のグロンギ。人間態はフードを被った青年。
飛行能力を持ち、殺した相手の手首を切り取って持ち去るゲゲルを行った。
元々は設定にのみ存在していた怪人だが、放送終了後に出版された児童誌『てれコロコミック』掲載の漫画版で姿が描かれた。
結末
作品のネタバレを含む為、記事の閲覧には注意
ギノガが1度はクウガを倒すも、復活したクウガに敗れる。ゴ集団への昇格を賭けたガルメ、ガリマも倒された事でグロンギの3集団では最初に壊滅した。