ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
瀬戸内海の編集履歴2014/12/13 17:01:36 版
編集内容:親記事の追加、過剰な改行の除去

瀬戸内海

せとないかい

本州の西、近畿地方西部、中国地方南部、四国地方北部、九州地方北部と東部に囲まれた内海。 多島美に囲まれた非常に美しい景色で知られ、交通の要衝としても知られる。

概要

古くから近畿地方と北部九州を結ぶ交通路として重要な役割を果たしてきた。現在もフェリーや貨物船、時折自衛艦が行き交う海の要路である。また、沿岸は波穏やかな島嶼群が織りなす景勝地が多い。

沿岸地域を「瀬戸内」と称することがある。

太平洋日本海との違い

内海ゆえ、潮の干満が非常に大きい。沿岸地域では地方紙の隅に、市町村が発行するカレンダーの下に満干潮の時刻表が掲載されている。おもに、釣り人や漁業関係者、フェリーなどの船舶の操縦者(あるいは水先案内人)などが良く使われる。

沿岸地域の産業

漁業はもちろん、農業や製塩業が盛んで、さらに工業も盛んである。漁業は養殖による栽培漁業が中心で、最近は観光事業にも手を入れている。

交通網

現在は、しまなみ海道瀬戸大橋神戸淡路自動車道などの橋が架かっているのだが、今もフェリー航路はかなりある。

汚染問題

沿岸地域は産業が盛んな人口密集地であるがゆえに、人間活動による汚染も目立っている。海辺や川の護岸により、自然の浄化作用を壊してしまったことも大きい。かつての工業排水の問題はかなり改善したが、今は魚の養殖による水質汚染が大きな問題である。また、『崖の上のポニョ』で描かれたとおり、瀬戸内海の底には大量のゴミが沈んでいる。

デメリット

釣り人や船舶操縦者にとって一番の悩みがである。特に梅雨の時期、雨が降った後が一番多く衝突事故を回避する傾向もあってかフェリーや高速船などの欠航が発生する(かつては、強行で船を走らせたのだが船舶同士の衝突事故で多くの人が亡くなった事があり現在のレーダー技術を用いても欠航を判断する事もあるそうだ)。

船舶利用者や橋を通行するドライバーを大きく悩ませてるのが強風である。こちらは冬の時期に多く見られる。転覆の危険性を判断し、即座に欠航かあるいは打ち切り(終便の繰上げ)になることも。また、風速が25mを超えると即座に通行止めになるため四国地方へ向かう人の中にはフェリーを利用する人も多く発生する(大型フェリーならそこまで影響しない)。

さらに注意しなければいけないのは潮流の速さである。内海ゆえに潮の流れが速く(鳴門や関門の渦潮もこれが原因)一度転落すると救助不可能になってしまう。

こうならないためにも救命胴衣は着けておこう。

とはいえデメリットがあることに目を瞑れば美しい景色なのは間違いない。皆さんも、一度瀬戸内海へ行ってみてはいかがだろうか。

関連タグ

瀬戸内海を舞台にしたアニメ

瀬戸の花嫁・・・香川県三豊市が舞台

天地無用!・・・岡山県が舞台

崖の上のポニョ・・・広島県福山市鞆の浦が舞台

かみちゅ!・・・同県尾道市が舞台

たまゆら・・・同県竹原市が舞台

関連記事

瀬戸内海の編集履歴2014/12/13 17:01:36 版
編集内容:親記事の追加、過剰な改行の除去
瀬戸内海の編集履歴2014/12/13 17:01:36 版