概要
人口は約13万人(2021年9月時点)。
1898年4月1日市制施行。
平成以降は、2005年3月に御調町と向島町を、2006年1月に因島市と瀬戸田町を吸収合併している。
中心部は平安時代以降港湾都市として整備されるようになる。
室町時代には明や朝鮮との国際貿易港となり、江戸時代には北前船など重要な国内海運の寄港地として大いに賑わった。
また島嶼部は室町時代から戦国時代にかけて村上水軍の拠点であった事でも知られる。
20世紀以降は造船業を中心とした重工業が発展し、1960年代まで広島県東部の備後地方で最大の工業都市であった。
その後造船業依存の脱却政策が行われて、現在は機械、医薬・医療品、食品などのメーカーも進出している。
島嶼部では漁業や水産物の加工、柑橘類の栽培が盛んで、本土の山間部では米作などが行われている。
第二次世界大戦中に造船所などを中心に空襲を受けているが、他の都市と比べて比較的被害が少なかったとされている。
そのため中心街には戦災を免れた古い寺社などの建造物も多く残り、坂道の多さもという要素も加わって風情ある町並みを形成している事から数多くの小説や映画、アニメなどの舞台となっている。
交通
中心駅は尾道駅。
主な観光名所
関連作品
瀬戸の花嫁(アニメ)
ぼくのなつやすみ4:向島周辺をモデルに、架空の地名尾後として登場。
龍が如く:6は尾道が舞台で、その後のシリーズでも尾道発の架空のゆるキャラ小野ミチオが登場する。
ぽんのみち:尾道が舞台と明言している。