スクリューアタック
すくりゅーあたっく
『メトロイド』シリーズの主人公、サムス・アランの技の一つ、及びそれを可能とするアイテム。
端的に言ってしまえば「回転ジャンプして敵に体当りしてダメージを与える技」である。
その破壊力は大概の雑魚敵を一撃で粉砕し、更には敵からのビームや炎をはじめとしたあらゆる攻撃を無効化するという無敵判定も持つ。
操作自体もただ単に回転ジャンプをすれば良いだけというシンプルなものゆえ、ジャンプ開始による1Fで発動可能という公式チート技。
スペースジャンプ(空中ジャンプを連続で行えるようになる)と組み合わせれば無敵と一撃必殺の両立状態を永続可能で、攻撃のみならず回避・防御技としても非常に優秀。
だが強力な分、入手は多くの作品でゲームの後半となる。
丸と稲妻を掛け合わせたデザインは、下記の『スマブラ』を始め、『メトロイド』シリーズのシンボルマークともされている。
ワザとして
回転しながら上昇し、連続ヒットによるダメージを相手に与える。
復帰力に優れ発動も早いが、着地時の隙がかなり大きく、それ以外でもサムスの(原作を再現した)空中での緩慢な挙動も相まって、連発すると地上から狙われやすいという難点もある。
…その一方でサムスにはスクリューアタック以外にも上スマッシュ攻撃「ヘルファイア」(頭上にアームキャノンからの火炎放射を繰り出す)や空中前攻撃「エアリアルヘルファイア」(ジャンプ中に前方にアームキャノンからの火炎放射をry)など、対空火力や多段ヒット技が豊富なためマスターハンド戦には割りと強い部類のファイターの一人でもある。
アイテムとして
2作目『DX』で初登場。
シリーズを通して、所持/装着しているファイターのジャンプ&空中ジャンプ(※)が自動的にスクリューアタックになるという効果。サムスのワザとは異なり、使用後も普通に操作可能。
※:カービィやピットのように空中ジャンプを複数行えるファイターの場合、スクリューアタックになるのは空中ジャンプの1回目まで。
『DX』では投擲アイテムとして登場。自分がスクリューアタックできるだけでなく、敵に投げつけて強制的にスクリューアタックさせることも可能。自分で発動した時と違い、発動させられたファイターは着地まで殆ど操作できないので、その隙を狙うことが可能だ。
3作目『X』以降はバッジ型の「スクリューアタック改」に差し替えられた。装備してから一定時間有効。
手が空くので攻撃手段を制限されず、うっかり落とすことも無くなった。しかし敵に投げつけることができなくなった他、小さいので無くなっても気づきにくい。