概要
セト〈SETT〉
エジプト神話
エジプト神、エジプト9主神(ギリシャ神話のオリュンポス12神の元ネタ)外国の神、砂漠や灼熱、あらゆる暴力を司る神。『すべての束縛がなく自由な神』
エジプト神話主神のオシリス神(後冥界神オリオン座)の弟。オシリスを葬り一時的に最高神となるがオシリス神の息子ホルスに最高神の座を追われる。この後セトとホルスの争いは神話の中では有名な部類となる。(アンパンマンがバイキンマンをやつける部類の話が延々と続く感じである。)
セト神は上エジオト王国で崇拝された最高神だったが、オシリスが主神のエジプト新王国文明が栄えると、端折られるようになり、(しかし、最高神などで邪険に出来ず)、この争いを通じて忌み嫌われるようになり最強格の邪神としての設定を与えられることになった。(→セトへ)
特徴
- 壁画ではロバ、牛、カバの頭であらわされる神格。
- 性格:おかしい(サイコパスとか酒鬼薔薇聖斗)を思わせる、エキセントリック、祖神的なラーを恫喝するなどの悪行三昧。
- 好物:レタス(エジプトではスペルマを象徴とする(冷汗)、この神格に期待した者はストレートばかり。)
ギリシア神話
キリスト教
ヒンドゥー教
- シヴァ・・・破壊創造神、珍走団の神としても有名.セト神ほど基地外ではないと思う。
セト一味(セトを番長とする軍神の集まり.不貞神の徒)
- アヌビス・・・セトのパシリ1号、墓犬ジャッカルの神、墓場の神、医療神、もともと単独の唯一神だったが、エジプト神話の神となった、後々大魔神セトの弟とされた。姿かたちもセトに近いところもある。らしい。
- バアル・・・セトのパシリ2号、アジアの神、シリア、パレスチナの軍神(現在暴れまわっているイスラム国のあたりの神)キリスト教では、ルシファー、ベルゼブブ(バアルゼブブ)といった、サタンクラスの悪魔を除いて筆頭の諸侯悪魔ということになっている。(ベルゼブブ自体はバアルの親戚的な存在。)
- アナト・・・セトのパシリ3号、女神、軍神、戦車と馬の守護神。大体バアルと同じ。キリスト教では諸侯悪魔
- アスタルテ・・・セトのパシリ4号、女神、軍神。キリスト教では悪魔諸侯の一人(大体、悪魔は自分が筆頭格のような称号ばかり持っていて、間際らしい)
- モンティ・・・セトのパシリ5号、軍神、、一時的だが最高神を経験した神格。、理由はセトよりは弱いがセト神に比べればまともな軍神ということだそう。
- レシェフ・・・セトのパシリ6号、アモリ人の神、地獄・災害、の軍神。
関連
BL ショタコン ゲイ ホモ・・・セト神の司るものの一つ、ホルスとセトのコンビで表されるときは当時のエジプトでは『同性愛と豊穣』のシンボルの隠語であったらしい。その後神話にも影響。(ギリシャ神話など)
ホルス・・・エジプト神、初代エジプト君主(ファラオ)。歴代のファラオ(王)はホルス神の生まれ変わり。セト神の兄オシリス神の息子。母神は女神ハトホル(後にギリシャ神アフロディーテと同一視される)父神を殺されたホルスはセト神の養子となるが暴虐を司る「セト神に股間を入れられた」という文面が存在する。そのことを恨んでホルスはセト神を殺害したのか、正義のために殺害したのかは延々と議論されることになった。(ホルス神自体も同性愛の気質がある。)
テュポン(テュポーン)・・・ギリシア神話最強の怪物とされる。神と互角。FFでもこの怪物を基にしたボスモンスターが登場する。