この記事と世界は、全て鎌田に持っていかれました。
概要
『仮面ライダーディケイド』の第6話・第7話の舞台となった世界。
当時問題になっていた裁判員制度を痛烈に皮肉る内容となっており、恐らく原作と最もかけ離れたリ・イマジネーションライダーワールドである。
原典との差異
本作に登場する仮面ライダーは、選ばれた者なら誰でもなれる。これは原典と同じだが、戦いの目的は「願いをかなえる」ことではなく、なんと「裁判に勝つために、弁論ではなく関係者が鏡の中で殴り合って主張を通す」というものになっている。
登場するライダーは被害者遺族他、被害者の関係者一同、弁護士、検事、警察官、その他裁判関係者が変身するために(恐らく国から)カードデッキが支給され、ミラーワールドでド突きあって、勝者の意見が裁判結果になるのである。(ただし辰巳シンジがディケイド本編以降の時間軸である映画「MOVIE大戦2010」でもカードデッキを所持しているなど、詳細は不明である)
非常にとんでもない制度ではあるが、ライダーバトルで負けても裁判から降ろされる(ミラーワールドから追い出される)だけであり、契約モンスターに裏切られて喰われたり、時間切れで消滅したり、野良モンスターに闇討ちにされたりする原典に比べれば遥かに安全と言えるだろう。
また、原典には登場しないオリジナルライダーとしてアビソドンと契約した鮫型ライダー・仮面ライダーアビスが登場する。
原作に登場した小規模なWEB雑誌会社「OREジャーナル」は大規模な雑誌会社「ATASHIジャーナル」となっており、シンジやレンなどこの世界における主な登場人物の大半はここに勤務している。
また、ミラーワールドへの行き来に関してライドシューターは一切登場しない(これ以降の作品に関しても概ね同様)。