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アンジュ(クロスアンジュ)の編集履歴

2015-03-05 00:44:21 バージョン

アンジュ(クロスアンジュ)

あんじゅ

「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」の主人公。皇女としての本名を剥奪され、一兵士とされた際に与えられた名前である。なお、アンジュ(Ange)とはフランス語で『天使』を意味する。

CV:水樹奈々

人物

本作の主人公。対ドラゴン戦闘機関「アルゼナル」の女兵士。 16歳。本名はアンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ

主な搭乗機体はグレイヴヴィルキス


かつてはミスルギ皇国の第一皇女「アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ」であったが、兄のジュリオによってノーマであることが暴露され、皇女の身分や地位、本名すらも取り上げられ、全てを失い、「アンジュ」という名の一兵士へと身を堕とされた。

収容施設でもある「アルゼナル」に送られた後、パラメイル第一中隊の一員となり、人型機動兵器「ヴィルキス」のメイルライダーとして異次元から来る巨大攻性生物「ドラゴン」との戦いに身を投じている。


皇女として育てられたためプライドが高く頑固者。その為、アルゼナルで暮らし始めてからも「自分は皇女でノーマではない」と現実を認めようとせず、基地内でも頑なに皇女として振舞い続け、世間知らずなのも災いして他のメンバーと衝突する事が多い。

「身から出た錆」と言ってしまえばそれまでなのだが、両親達からマナが扱えると偽り続けられ、更にはノーマを否定する思想に染められてしまった等、彼女の出生や境遇がある意味不幸過ぎたのも確かである。

その一方で、かつて自身が学んだラクロスのような競技、「エアリア」と同じ感覚と直感により、パラメイルの操縦適正を含めた訓練の成績が良く、早期に出撃することになる。


3話終盤以降に長髪を切り落として「アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ」だったかつての自分自身と決別した後は大きく変わったのだが、性格や口調はワイルドで悪い意味で攻撃的になった。

(ちなみに性格自体は10話で「男勝り」とモモカが言ったように、もとからこれだったようである)

「ノーマは人間ではない」という差別意識を改める事はしていないが、6話で追ってきたモモカに対し「私はアンジュ、ノーマのアンジュよ」「ここ(アルゼナル)は人間(=マナ)の住む所じゃない」と突き離すように言っていることから、自分も卑下するノーマに含まれることは自覚した上で言っているようである。


裸同然の姿をとがめられても「虫に裸を見られても恥ずかしいと思わない」と切り返したり、嫌がらせをする同僚を「ゴキブリ」と罵ったりするなど、かつての皇女とは思えないほどの変貌を遂げる。その姿に監査官であるエマ・ブロンソンも彼女の変貌振りに戸惑うほど。

この傍若無人さにより、ヒルダロザリークリス以外にもアンジュを毛嫌いする者は多いが、持ち前の頑固さで大抵のことは返り討ちにしている。


戦闘スタイルもこれに準じており、チームプレイは皆無。さらには手柄を全て攫って行ってしまうため(腕の差もあるが、3回目の出撃ではロザリーやクリスが十数万~数万キャッシュ程度に対し、アンジュは550万キャッシュも得ている)、報酬のほとんどを独り占めする形となって他の隊員との格差が広がり、ますます周囲との摩擦を産むこともなった。


作中では第一中隊のメンバーやタスクとの出会いなどの様々な出来事を経て、アンジュは自分を自分として扱ってくれるのは誰か、そして自分が何の為に戦い続けるのかを理解していくようになり、成長していく。



二話以降での行動(ネタバレに注意)















辺境の軍事基地「アルゼナル」へと追放され、身分だけでなく名前すらも奪われ、人型機動兵器「パラメイル」に乗る「メイルライダー」の「アンジュ」という名の一兵士として、人類の敵「ドラゴン」と戦うことになるが、周囲との軋轢を繰り返し戦闘中に身勝手な行動をした結果、ココやミランダ、隊長であるゾーラまでも戦死に至らしめるがそれでも尚、自分の置かれている現実を認める事はなく、不運を嘆くだけだった。


しかし、戦没者たちの埋葬が行われる中、総司令官であるジルから、ノーマたちの犠牲によってマナ使いたちの社会が守られていた事実や、ミスルギ皇国が革命によって滅んだことを聞かされて絶望、ジルから旧式パラメイル「ヴィルキス」をアンジュに与えられ、ドラゴンとの命懸けの戦いを通じて徐々に現状を認識していき、内に秘めた闘争心の赴くままに、アンジュはドラゴンを撃破した事から否応なく自らの好戦的な性分を認めざるを得なくなり、自分が元の場所に戻れないことを認め、それまでの人生と決別すべく自らの長い髪を切り、過去に別れを告げ、最終的にここで生きていくと覚悟を決め、ドラゴンと戦い続けることを決意する。


新たにサリアを隊長、ヒルダを副隊長とする第一中隊に所属しながら、依然としてノーマへの差別意識を改めず、あくまで自分のためだけに戦い他人を拒絶することを選んだ結果、最終的に彼女を嫌うヒルダの策略により戦闘中にヴィルキスが墜落し遭難する羽目に陥る。


しかし、ヴィルキス共々孤島に流れ着いた所を謎の青年タスクに助けられ、救助が来るまでやむを得ず彼と共に生活することになった。

しかし、行動を共にする内に徐々に打ち解けるようになり、一緒に暮らさないかと提案されるが、今はアルゼナルが自分の居場所であるとして帰還。以降、救助にやってきたエルシャやヴィヴィアンなどの仲間たちとも対等に接するようになるなど、多少軟化した態度で接するようになった。


そんな中、自身を追って、かつての侍女であるモモカが現れ、再会する事になった。彼女に対し、長年騙されていたことに憤り、冷たくあしらわれるも、モモカの彼女を敬う気持ちを示し和解、アルゼナルの機密保持のため処刑されそうになった彼女を自身が集めた大金をはたいて身柄を買い取り、専属メイドとして仕えている事となった。


モモカから妹のシルヴィアの危機を知り、シルヴィアを救う為にアルゼナルから脱走を決意、同じく母親との再会を望むヒルダと結託、さらに旧友のミスティの手引きによりアルゼナルを脱走する事にに成功する。


家族の元へ向かうヒルダと別れ、ミスルギ皇国へ向かうのであった・・・・・・。





九話以降での行動(ネタバレに注意)














ミスルギ皇国に戻った彼女に待っていたのは残酷な真実であった。

それはモモカを利用し、アンジュをアルゼナルから脱走させ、皇宮におびき出し、最愛の妹に否定され絶望したアンジュを衆人の晒し者にして処刑することで政治的基盤の強化を図ろうと目論むジュリオとシルヴィアの仕掛けた罠で、処刑台に引き出され、民衆の前で処刑されそうになったが、タスクによって助けられ、自身の死刑を望む観衆を罵倒、自ら皇国や兄妹たちとの決別をするのであった。


アルゼナル帰還後、反省房で同室となった同じ状況のヒルダと互いの結末を語り合い、「自分たちノーマを拒絶する世界を壊したい」と決意、ヒルダと和解する事になった。


アンジュ達が脱走して連れ戻されて約一週間後、突如アルゼナル上空にドラゴンの大群が襲来、さらに謎の機動兵器「焔龍號」に搭乗している女性、サラの攻撃によりアルゼナルは壊滅的打撃を受けた。

ジルにより刑罰が解け、迎撃に向かい、サラに対峙する中、サラの「歌」を聴き、アンジュも「永遠語りの歌」を歌った瞬間、ヴィルキスが焔龍號同様、黄金色に輝く真の姿へと変化、隠された力を発動し、焔龍號の攻撃を相殺するのであった。

その時、アンジュとサラが幾多の時代において因縁があることを知り、サラに真相を聞き出そうとするが、彼女から「真実はアウラと共に」と謎の言葉を残し、去って行った。



余談

アニメの次回予告は主に彼女が行うのだが、本編での自身の扱いに対しての愚痴が流れる。(いわゆる楽屋オチ)

監督disなどのメタ発言の混じったギャグが連発され、過酷な本編に対しての息抜きというか唯一の救いになっている。

ただし、そのせいで映像以外は全く予告になっていない。16話の次回予告でにてこれを突っ込むというメタ発言も忘れない。

次回予告が予告として機能してないのは今期のアニメでは割とよくあることなのでツッコミを入れる方がヤボなのかも知れない。


18禁作品でもないのに下の毛の色を指摘されれば、愚痴の一つも言いたくなりますよね。おまえのようなヒロインが・・・いや、公式が病気か。


関連イラスト

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痛姫さま☆アンジュ操縦席

クロスアンジュ 天使と竜の学園(エコール) 連載開始


関連タグ

クロスアンジュ天使と竜の輪舞 アンジュリーゼ・斑鳩・ミスルギ 痛姫

タスアン アンモモ アンヒル

超電磁マシーンボルテスV

・・・角の有無によって身分差別が行われる星で、皇族に生まれながら角が無い人物が物語のキーパーソンという共通項。なお、4話のジャスミンモールではボルテスVの必殺武器・天空剣が売られていた。プロデューサーによるお遊びとの事。

クロッペン(ネタバレあり)

・・・「クローンへの差別が行われる伝統国の皇族」として育ったが、自身もクローンであることが暴露され母国から弾かれたという共通項。

ルルーシュ・ランペルージ

共通点が多い。

マリー・アンジュ

「アンジュ」にちなんだ愛称で呼ばれ、「ドラゴン」がつく名称の槍で戦う。

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