概要
バイラルコア(スパイダー型)が封印の手裏剣と融合し、牙鬼幻月の邪悪な妖気の影響により古来から伝わる妖怪・震々の伝承を受け継ぎ変化した妖怪(ニンニンジャー)。
ハイテンションな性格で「ブルブル」と口癖と口調で話す。また、事情を知らない進ノ介に彼らをロイミュードと誤認させて同士討ちさせたり、天晴以外の四人を粘液で浴びせさせ、恐怖心を増大させた上、地中に隠れて重加速を引き起こし、ニンニンジャーをロイミュードに見せ掛けて謀るなどの悪辣な手段を得意とする悪知恵を持つ。
時空を渡ってやって来た十六夜九衛門の指揮の元、人間の恐怖の感情をより多く集める為に突如として町中に出現して人々を襲い多くの恐れを生み出していた。
能力
浴びた人間の恐怖を増大させる紫色の粘液を放出する能力や体をブルブルと震えてエンジンを起動させての強力な体当たり攻撃、更にフランベルジュ状の剣を武器として敵に襲いかかる戦法を得意としている。
また、自らの身体を液状に変える能力を持つ。
そのほか、憑依したものがバイラルコアであるために『重加速』を起こす事も可能で、この能力でニンニンジャーたちを窮地に立たせ、事情を知らない進ノ介に彼らをロイミュードと誤認させて同士討ちを謀るなどの悪辣な手段を得意としている。
最後
最期はニンニンジャーの「手裏剣忍法奥義・ニンレツザン」を受け爆散したが、封印の手裏剣は十六夜九衛門に回収され、№089(ディー博士)に託された。
その後、ディー博士の提案で十六九衛門の『肥大蕃息の術』で№057と№016と共に巨大化。ドライブを窮地の陥れるが、最後は『シュリケンジン・UFOビッグバン』を受けて爆散した。
しかし封印の手裏剣に込められた妖気は完全に消え去っていなかったようで、この封印の手裏剣をもとにした新怪人・ショッカーブルブルが誕生する事となる。
ショッカーブルブル
ディー博士の記憶と意思を受け継いだロイミュード№089が、十六夜九衛門より託された 封印の手裏剣を取り込み融合することにより変身した姿。
外見上は妖怪ブルブルそのまんまなのだが、腰には原作の強化ショッカー怪人のみが装着していた「黄金のショッカーベルト(しかも首領との通信会話機能を備えた最新型(?))」を装着している。
また封印の手裏剣を取り込んだ為、牙鬼軍団の戦闘員ヒトカラゲを生み出し、使役する能力を得た。
ディー博士が開発を進めていた『歴史改変マシン』の試作機である『空間変異装置』の本体でもあり、妖怪ブルブルの能力だけではなく、ショッカー、妖怪、ロイミュードの三つの闇の力で併せ持つ事で人間の恐怖の感情を増幅させて動きを鈍らせる疑似重加速現象能力『テリブルプレッシャー』を持った強敵である。
ヒルカメレオン達ショッカー軍団と共にニンニンジャーやドライブ、マッハと交戦し、上記の能力で追い詰めるが、最後はニンニンジャーたちと仮面ライダードライブ、マッハの連係プレイの前に敗れ「ショッカー万歳‼」というあの偉大なるショッカー大幹部を彷彿とさせる断末魔と共に爆散した。
しかし、既に上記の戦闘データや『空間変異装置』の研究データを元に『歴史改変マシン』を完成させており、本作品である『スーパーヒーロー大戦GP』に続くのである。
余談
モチーフや能力は人間に憑りつき、悪寒を走らせる幽霊のような姿の妖怪「震々」