神奈川県出身の漫画家。愛称は「モトちん」。デビュー作は1977年のデラックスマーガレットで掲載された「ラブとミニ」。
『コミックボンボン』黄金期を支えた漫画家。
『スーパーマリオブラザーズ3』以降、マリオシリーズを次々にコミカライズしてきた。
当時の小学生は、本山のマリオか、沢田ユキオの『スーパーマリオくん』どちらを取るか悩んだ。作風がだいぶ違ったので(本山が連載をやめてから、沢田のキャラクターは、初期に比べるとだいぶおとなしくなっている)。
彼のマリオファミリーの設定が、任天堂の設定に影響を及ぼした(または予言していた)と思える描写がいくつかある。代表的なものとして
「とにかく貧乏くじをひかされるが、とにかく誠実、かつ美味しいところはしっかりもっていくルイージ」
「スーパーマリオランド2の時点で名前だけ先に出てきたワルイージ(ルイージがダークサイドに堕ちた姿)」
「マリオパーティシリーズ他で出るよりも、遥かに先に準レギュラーだったデイジー姫」
「スーパーマリオワールドの時点で大魔王クッパの側近だったカメック」
「キノピコが登場する10年以上前に「キノッペ」という(姿はキノコ族というより人間に近いが)キノピオの女の子バージョンのオリジナルキャラを登場させていた」
などがある。