概要
CV:長克巳
第1部のラスボスであるパピヨン/蝶野攻爵の高祖父(ひいひいじいさん)で、1883年生まれ。緋村剣路の3歳年下。身長180cm、体重64kgのすらりとした長身の老人で、ヒゲも蝶型に整えている。髪型も顔もパピヨンに瓜二つ。
100年前にヴィクター・パワードと出会い、彼を再び完全態として生き返らせるためにLXEを立ち上げ自らを人間型ホムンクルスに改造した。
ヴィクターを復活させるために「若く生命エネルギーに満ちた不特定多数の人間の集う場所」、すなわち銀成高校をジャックする。マスターバタフライを名乗り、生徒・教師たちをヴィクターの餌にして復活を目論んだが、すんでの所で造反したパピヨンに裏切られ爆殺される。
武装錬金
チャフの武装錬金「アリス・イン・ワンダーランド」
目に見えない程にまで細かく飛散した武装錬金であり、電磁波を狂わせる働きを有する。
拡散状態では最大で直径500mにまで広がり、生物の方向感覚を狂わせ、まっすぐ進ませることすらできなくさせる。この状態では大気中の水分を吸って水滴を作り、霧状になるため更に幻惑効果は増す。前述した特性により、霧内部では電波がジャミングされる一方で、バタフライ自身は電波を反射させて通話することが可能。
密集状態では背中の翅として展開する(これが本来の姿)。空中での足場になる他、相手の耳や鼻から侵入させ、ランダムに幻覚を見せることが出来る。大量に吸入した場合生体電流の過剰な分泌によりショック死することすらある。