概要
図鑑データ
「また…来てしまったのね…この海に。夕雲型駆逐艦早霜、着任しました」
概要、抜錨します
上記の駆逐艦早霜をモデルにした『艦隊これくしょん』の駆逐艦娘。
2014年8月8日のアップデートによって実装された。通常海域での入手は4-5ボスドロップのみ。
月刊コンプティーク2014年10月号にてCVが金元寿子である事が明言されている。
容姿?何だ違うのか
先を切りそろえた腰まであるダークグレーの髪と、オレンジがかった瞳が特徴。
特に右前髪だけかなり長く、顔の右半分がほとんど隠れてしまっている。
ただし、他と違って清霜と同様に両腰に爆雷投射機が装備されており、また煙突の肩紐がたすき掛けとなっている。
こんな性格に祝福をくれるというの?司令官、いい人なのね。フフ…ウフフフ
まるでホラー系のように地を這うような声と低めのテンションが特徴の根暗っ子。史実では戦況が差し迫った頃に竣工し、武勲を挙げることもできず、自分を助けに来た仲間の死を見続けた所為か、かなり自虐的・自嘲的になっている。
おかげで一部のファンからはその薄幸そうなオーラから「小さな扶桑」とも呼ばれていたり。
ただし、こう見えても根は親切でいい子である。
料理も得意なようで、昼は肉ジャガ、夜はココナッツカレーを振る舞ってくれる。また、深夜二時の時報で(おそらく)水割りを作ってくれる。家具「鎮守府カウンターバー」を設置している際、駆逐艦で唯一深夜まで酒が置かれている。なお洋酒派の様子。公式4コマ第73話ではバーのマスターも勤めていた。
提督とはフランクで対等な関係。
秘書艦として優秀に職務をこなしており、一見事務的な関係に見える。
だがそれは本人が自虐的なために無自覚なだけであり、提督に料理を褒めてもらったことにときめきを隠せなかったり、「提督と一緒にいると不安じゃなくなる」などの旨の発言をしており、潜在的にかなり好意的である様子。
性能か…ふふっ、突っ込んでみる?
性能は一般的な夕雲型。
夕雲型以外の駆逐艦娘と比較すると一回り高性能だが、誤差範囲内とも言える。
LV30で「改」に改造可能となり、改造する事で対潜装備「九四式爆雷投射機」を持ってきてくれる。 ただし、三式爆雷投射機に比べると対潜装備としては最下位の装備のため、旨味はない。
関連イラストが戻ったわ。ふっ…ふふふ。戻りました
司令官、関連タグを見る?そう…
史実
1942年に舞鶴海軍工廠で夕雲型の17番艦として建造。1944年(昭和19年)2月20日に竣工後、第十一水雷戦隊に編入となった。
当時第十一水雷戦隊は「龍田」が旗艦を務め、「暁」を除く第六駆逐隊も所属していたが、早霜就役後に相次いで戦没してしまっている。
6月19日のマリアナ沖海戦に第二航空戦隊、「長門」、「最上」などと乙部隊に合流して参加。
8月15日に「秋霜」、「清霜」と共に第二駆逐隊を編成し、第二水雷戦隊に編入された。
10月22日に捷一号作戦に参加。レイテ沖海戦では第一部隊に属して戦ったが、10月25日夕刻に爆撃を受けて損傷し、コロン島への単独回航。「秋霜」が護衛に就いたものの、補給のために一時別行動となったところ、ミンドロ島南方を航行中に米軍第38任務部隊の艦載機の攻撃を受け、艦首部と艦中央部の命中弾によって艦首と二番煙突を吹き飛ばされ、沈没を防ぐためにセミララ島の浅瀬に擱座した。
そこで沈没した「鬼怒」の救援のために派遣された「不知火」の最後や、「早霜」の救援に来た「藤波」の最期を見ることになる。
11月1日、「那智」の艦載機が擱座している早霜を発見。乗員救助後に「早霜」の船体は放棄され、後にアメリカ海軍の調査班が擱座している早霜を発見・調査したようだが、その後の行方は不明のままである。