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解説

CV:高橋李依

父親の逝去に伴い、「山間の小領」の領主兼冒険者ギルド支部長の座を継いだ公爵令嬢。

一応はプレイヤーの分身だが特に選択肢などはなく「○○してもいいし、しなくてもいい」とナレーションに言われても勝手に決める。性別も固定である。

人物

本世界観では真っ先にゴブリンの犠牲になりそうな体つき

だが、むしろ相方が相方なのでゴブゴブではなくゴクゴクされかかっており、未遂に終わっているとは言えアンデッド相手にまんざらでもない態度。

それでいて丁寧な口調で上手いこと事務員としてこき使っている部分もあり「品行方正だが行動力旺盛で独断専行することもある」と公式で言われる通りの性格をみせる。

来歴

「山間の小領」は魔神王との大戦にて自ら西方辺境の王国に併合を願い出た元独立国家のため、戦争がなければ正真正銘王女様だった人物である。

領主の座を継ぐ前は王都に留学していた。

領地が北方辺境との国境付近(作中描写より推定)にあるせいか冒険者の数も制度の認知も少なく、父がそうであったようにギルドマスターでありながら自らも冒険者の名を知らしめるべく遺跡探索などに駆けずり回ることになる。

そんな零細支部のため、突如急増したゴブリン案件により業務は完全にオーバーワーク。

留学当時の友人のつてを頼り、へんなのに助太刀を依頼することになる。

―――この時、いつもの一党は正面から世界の危機に関わることになるとは知る由もなかった。

輝ける鎖帷子の血統(ロードモナーク)

本作の主人公たる彼女が物語冒頭で覚醒する特殊能力…を通り越した権能

神代の戦争の名残、王の中の王たる権能。

濃霧や夜闇の影響を受けず、戦場をチェス盤のように俯瞰し見通すことができる。

ようはメタ的にいうとSRPGのプレイヤーになれる力。

超勇者ちゃんのように「システムが違う」と作者から断言されているわけでも、それによって直接的に戦闘能力が飛躍するわけでもないものの、方向性としては彼女と同じである。

TRPGの盤上で1人だけFEサモンナイトの情報量で戦闘を指揮しているといえば、そのぶっ飛び具合がわかるだろう。

ネーミングの元ネタは「王」的にもパンツゲーを作る企業になる前の某社の作品だろうか?

「輝ける鎖帷子」の方はダンジョンズ&ドラゴンズの原型とされるウォーシミュレーションゲーム「チェインメイル」からだと思われる。

殲血姫曰く、この権能の持ち主はえてしてとんでもない運命を引き寄せるらしい。

宿命と偶然の骰子

王たる権能のもう一つの能力。

本来は四方世界を遊ぶ番外の神々が振るうサイコロを人の手で振るうことができる。

ようは発動条件と成功確率のある精神コマンド

ゲーム上での効果も「攻撃を回避された時にそれをなかったことにできる」「魔法攻撃のダメージを半分にする」など、確率発動でなければゲームバランスが変わるものばかり。

もし「NF」作中で超勇者ちゃんが不調でなかったら彼女は発動条件も成功確率も吹っ飛ばしてそれこそ精神コマンドの元ネタのゲーム並の単騎無双ワンサイドゲームになっていたかもしれない。

ゲーム上の性能

武器は突剣、装備可能防具は軽装鎧と重装鎧。

我らがゴブスレさん加入まで貴重な前衛アタッカー。

その後も彼が物理偏重(魔法防御低め)の上、原作再現で武器防具固定+斥候成分アリという捻くれた性能を見せるため、バランス型で普通に装備変更できるこちらの方が使いやすい局面も少なくない。

ただし、原則的にギルドマスターの撃破=ゲームオーバーなので、あまり前に出したくないのも事実である。

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ギルドマスター(ゴブリンスレイヤー)
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