概要
2015年7月放送開始のオリジナルアニメ。制作はLay-duce。
MBS、CBC、TBS、BS-TBS系列に於いてアニメイズム枠で放送。
監督はガンダムシリーズや『No.6』の監督・演出で好評化を得た長崎健司。
キャラクターデザインはかんざきひろが手がける。
本作は火星を舞台に、大企業の経営する私立高校で、技術を学びつつ社員として働く高校生部署「A-TEC(エイテック)」の面々の青春を描きつつ、会社の金食い虫扱いされる彼らのクラスを潰すためにやって来た、不遜な転校生上司との不穏な日々を追う青春SF事業運営アニメである。
ストーリー
地球人類の活動領域が太陽系規模へと広がった未来。火星に作られた日本の新たな都市、「第4東京都」の経済特区である「霧科市」に、航空宇宙事業で名をあげた超一流企業「霧科コーポレーション」があった。
様々なジャンルにシェアを広げるこの会社は、「霧科科学技術学園」という私立学校をも運営していた。
未来の社員を育成するというただでさえ特殊な学園に存在する、ひときわ異彩を放つクラス「霧科コーポレーション 先行技術開発部 教育開発室」——通称「A-TEC」。そこに所属する生徒たちは、昼は学園で勉学に勤しみ、放課後は開発室の社員として出社、発展型試作ロケットの開発という重要なプロジェクトに携わってきた。
かつてA-TECの若き天才エンジニアと呼ばれ、今では開発室の室長としてA-TECの担任教師を務める「熱血ロケット先生」こと瀬良カイトはその日、開発室に来るはずだった転入生が火星への道中で誘拐された事実を知る。指定された時間までに身代金を届けなければ、人質となった転入生の命が危ない。
どういうわけか事態の解決に消極的な本社の対応に痺れを切らしたカイトは、A-TECの生徒たちに事情を説明し、開発中の試作ロケットを使って自ら身代金の引渡しに向かおうとするのだが――。
登場人物
スタッフ
- 原作:MONTWO
- 監督:長崎健司
- 助監督:大久保朋
- シリーズ構成:丸戸史明 with 企画屋
- 脚本協力:小柳啓伍
- キャラクター原案:かんざきひろ
- キャラクターデザイン:かんざきひろ、石野聡
- アニメーションディレクター:石野聡
- 総作画監督:石野聡、吉岡毅、倉島亜由美
- コンセプト美術デザイン:ホッチカズヒロ
- メカニカルデザイン:田中俊成
- 美術監督:青井孝、小幡和寛
- 色彩設計:岩沢れい子
- 撮影監督:後藤晴香
- 音響監督:藤田亜紀子
- 音楽:林ゆうき
- 音楽制作:アニプレックス
- アニメーション制作:Lay-duce
- 製作:CC PROJECT(アニプレックス、アニマティック、電通、ムービック、KADOKAWA、Lay-duce)、MBS
関連タグ
アニメ Lay-duce アニメイズム SF 2015年夏アニメ