概要
借金執事ラブコメマンガ『ハヤテのごとく!』に登場する小中高一貫校。
国内有数の進学校であり、作中の登場人物の多くが在籍している(のだが、ヒロインの三千院ナギがロクに授業に出ないので学園が舞台になることはさほど多くない)。主人公の綾崎ハヤテもナギに雇用されてから勉強を積み無事編入試験に合格した。
敷地は東京都杉並区全域に及ぶほど広大であり、校風はかなり自由。在籍生徒は1000名。
前述のようにナギが授業にほぼ全欠席していても、進学に支障が無い事から、進級においては定期テストで高得点さえ取っていれば(また成績が悪くても芸能やスポーツなどの課外活動などで学校の知名度向上に貢献していれば)出席日数の評価は全く関係ない進学システムとなっている。また、そのために出席日数の評定は、ほぼ赤点生徒の救済措置という傾向が強い。
台湾版では大学に変更されているが全く違和感が無い。そのくらいだだっ広い。
作画者が同じである事から『それが声優!』にも登場する学校だが、同作においては『ハヤテのごとく!』とはシステム上異なる部分が多々あり、同じ学校と考えるには無理がある。(後述)
関連人物
教職員
生徒
OB、OG
『それが声優!』での白皇学院
『ハヤテのごとく!』作者の畑が作画を務める『それが声優!』にも小花鈴らの通う学校(中等部)として登場するが、これは同作の作画を担当している畑が作品を描く上で「描き慣れた制服の方がやりやすい」という理由により、ストーリー原作のあさのの許可を得て行った設定変更の産物のため、ハヤテらの世界と同一世界として同定されるべき共有設定ではない。
実際、鈴は教師に「芸能活動を続けるなら高校は外部進学すべきだ」と迫られて外部進学の道を選ぶ。理由は「高校になると出席日数が評定に加えられ、芸能活動を続けながらの学業が厳しくなるため」である。
ちなみに鈴の成績は決して悪いものではなく、声優として働いているにもかかわらず、その成績は人並み以上をきちんとキープしている。すくなくとも幼馴染にして同級生であるサヨの方が成績は下(おそらくは生徒会三人娘レベル)であるかの描写がある。(そのサヨは「自分は成績が悪いから外部進学ができない」と嘆いている)
既に記した『ハヤテのごとく!』内で語られる白皇学院のシステムならば、鈴のような生徒には「成績優秀特例」が適用されたり「学校の名声に係る特例」が適用されたりして、内部進学の道が開かれているハズである。一方でサヨのような生徒ならば逆に白皇のレベルについていけないからこそ高等部進学を諦めさせて外部進学を斡旋するはずなのである。だが、それをフォローする描写は同作の中には無い。
そのため『ハヤテのごとく!』の白皇と『それが声優!』の白皇では、制服や外観こそ同じであるものの、進学システムを比して同一の学校と考える事には非常に無理がある。