CV:三石琴乃
概要
牙鬼幻月の女房で、牙鬼軍団の幹部格では紅一点。自称「乱世に咲き誇りし美魔女(22話では「戦場に輝きし美魔女」、23話では「武士すらひれ伏す美魔女」と名乗っていた)」。扇子を武器として所持していて、そこから雷撃や火球を放ったり、巨大な撒き菱を放って爆発を起こしたりする事が出来る。
第20話の終盤、ニンニンジャーがライオンハオーを仲間にしたことに危機感を抱いた十六夜九衛門が、目と鼻の部分がない(横に2つに割れた)小面の面に恐れの力を注いだ事で、第21話で復活を果たした。(九衛門が「予定より随分早いが、状況が状況だ」と言っていたことから、晦正影がニンニンジャーに倒された後で復活させる予定だったと思われる。)。
ニンニンジャーを圧倒する強さと部下たちには恐れられる貫禄を持ち合わせている。その一方で伴侶である幻月に対しては少女のような恋心を持っておりながら、気まぐれでわがままという、幾つもの側面を持っているため正影すらも頭が上がらない存在。また、同話でジュッカラゲをヒャッカラゲに強化させている(ただし強化経緯の描写はされていない)。
九衛門のことは「狐」と呼んでいる(九衛門が名前を名乗らなかったため。)。また、九衛門が集めた「恐れ」を化粧品やかき氷のシロップなどに勝手に使うため、九衛門の悩みの種になっている。
伊賀崎天晴には「刈り上げの方」と呼び間違えられたことがあるが、これに対して「そう首がスースー、って誰が刈り上げじゃ!」とノリツッコミをするなど意外にノリのいい一面もある。
23話の終盤、生み出した日本の妖怪では役立たないと、ヨーロッパから西洋三大妖怪を日本へ呼び寄せる。
余談
名前にある「有明」とは、明け方=夜明けの事。しかし日本各地の地名でもあるため、pixiv内ならともかく、一般の検索サイトで検索する場合、「有明の方」だけではこのキャラクターに関する事が出にくい事があるため、「ニンニンジャー」や「牙鬼軍団」といったワードも併用する事を推奨する。
声を担当する三石氏は、今作が特撮の初出演となるが、これは東映公式によると東映アニメーションからの出向である2クール以降のサブPである柴田宏明のオファーによるものとのこと。
また、三石氏は4年前の1時間後にて、天然ボケな子猫ちゃんを演じていたが、仲間である晦正影の中の人も、同作でラスボスを演じていた。
更に言えば、1年前の久川綾に続き、セーラー戦士を演じていた声優が、後にスーパー戦隊シリーズで悪の幹部を演じるという現象も起きている。そして十六夜九衛門の中の人の母親はかつてのパートナーと敵の女王を同じ作品の中で演じていた。
関連タグ
手裏剣戦隊ニンニンジャー 牙鬼軍団 牙鬼幻月 晦正影 蛾眉雷蔵 十六夜九衛門